ギター初心者からの脱却 リードギターのススメ
皆様こんにちは 音楽が趣味の蓬田でございます!
今回は「ギター初心者からの脱却」をテーマに少し書いてみたいと思います。(ロック、ブルース、ポップスのギタリストさん向けです)
といいますのも、わたくし自身がずっとギター初心者でした。
あることがきっかけで、自分のギターの世界が大きく前進したというか、ステージがひとつ上がった気がしましたので、それをもとに書いてみようかと思います。
皆様の音楽ライフの参考になりましたら幸いでございます。
短いリフからスタート!
わたくしのギターが、もしかしたら初心者から脱却できたかなぁ? 中級に入ったかなぁ?と思ったのは、リードギター(ギターソロ)が弾けるようになったことでした。
初心者から次のステージに進みたい方、自分のギターの進歩に悩みを抱えている方、そういう方にオススメしたいのが、リードギター(ギターソロ)へのチャレンジです。
と言いましても、いきなり長いギターソロにチャレンジするのは無謀です。
私の経験から、オススメするのは、まずは単音のリフを弾いてみることです。
ご自分がお聞きになっている好きな曲や、好きな音楽ジャンルの中から、「自分にも弾けそうだな!?」と思えるような、短くて簡単なリフを、とりあえずコピーしてみることをおすすめします。
一見簡単そうに聞こえても、やってみると意外と難しかったりするリフもあります。
でも、簡単なリフでしたら5分~10分くらいの練習で弾けるようになると思います。
多少難しくても、数日の練習で大丈夫でしょう。
こうしたリフを2、3個コピーします。
演奏のニュアンスを学びながら
次は、短いギターソロに挑戦です。
小節数が短くて、速引きとか高度なテクニックはなさそうな「これなら自分にも弾けるんじゃないかな?!」と思えるような、あなたの好きなギターソロを選んでください。
わたくしは、ビートルズの「レットイットビー」のギターソロに挑戦しました。
多分16小節の長さのソロだったと思います。
このときの練習ポイントは、演奏のニュアンスを勉強する意識を持つことです。
ギターソロの練習とは、スライド、ハンマリング、プリング、チョーキングなどなど、ソロのフレーズを練習しながら、同時にこうしたいろいろなテクニック(=ギターならではのニュアンスを出す奏法)を勉強していくことです。
ギターが上達するコツというかポイントは、こうしたテクニックを駆使したニュアンスを、いかに出せるかにかかっているといっても言い過ぎではありません。
ギターソロに挑戦するということは、ニュアンスの出し方も学んでいくことと、ほぼ同義とすら言えます。
そういう意味でも、経験上ですけれど、ギター上達のためにギターソロに挑戦するのは、とても効率のいい練習方法です。
自分が大好きな曲(ソロ)を選ぶ!
短いギターソロがある程度できたら、いよいよそこそこ長い小節のギターソロに挑戦です。
わたくしは、イーグルスのホテルカリフォルニアのソロに挑戦しました。
曲を選ぶポイントは、自分にとって難しすぎず、「これなら頑張れば弾けるようになるだろう!」と思える曲です。
そして、これが最も重要なことですけれど、あなたご自身が大好きな曲であることです。
ギターソロ初心者にとって、ソロを練習するとは、これまで演奏してきたコードストロークなどとは、段違いに難しい局面があります。
そのとき、大好きな曲でないと「なんとしても弾ききる!」というモチベーションが維持できなくなるかもしれません。
ギターソロの「出口戦略」
ある程度完成させて弾けるようになったギターソロは、必ず人前で演奏するようにします!
家族の前でもいいですし、友人の前でもいいですし、音楽が好きな友人知人たちとユニットを組んで、そこで演奏しても良いです。
動画に撮ってYoutubeに投稿してもいいと思います。
今回のチャレンジの「出口」を、とりあえずここに設定します。
全部のフレーズができなくても、半分できたところで、聞いてもらってもOKです!
人に聞いてもらうとことが、あなたのギターレベルを間違いなく引き上げます。
ここまでくれば、きっとあなたはギターの新たな世界を楽しむことができていると思います。
ご一緒に音楽を楽しんで参りましょう
皆様の音楽ライフが、さらに充実することを願ってやみません。