入院を終えて（顎変形症）
ついに退院した
恐ろしい額が飛んで行った。「ご一括でよろしいですか？」に「じゅ……10回で……」と震えながら回答（大悟のニューバランスに「10じゃ」の話を思い出しながら）
本当に嬉しい。この日を待ちわびていました
狭い道路を見て生活してました
グリーン車で最寄り駅まで帰宅
なんと玄関の電気とガス（！？）がつけっぱなし……何やってるんだよ入院前の俺は
スーパーに食料品、ドラッグストアと100均に生活必需品を買いに行きました
全然大丈夫だけど、やはり体力の衰えを感じる
（デブのスピッツ）
そこからは狂ったように家の掃除してました
あ〜！！！自宅最高！！！安心感、幸福感えげつない。やっぱ自分の家好きすぎるわ
それではここで入院中に苦しかったことを紹介
Tier1
・鼻〜喉にある血の吸引（毎朝。本当に辛かった。何回か吐きました）
・手術直後の鼻の詰まり、口呼吸、乾燥
・手術後の夜（色々苦しくて眠れない）
・乾燥してるのにしばらく水が飲めなかったこと
・寝返りが打てないどころか下手に体を動かせない（動かすと尿道カテーテルがズレて痛くなる）
Tier2
・丸3日風呂に入れなかったこと（潔癖すぎ？）
・毎晩の乾燥
・術後2日くらい続いた液体のみの食事（バニラプロテインがおいしくなさすぎて……）
・食事以外バイトプレートを噛み、歯？顎？をガッチガチにゴムで固定されていたこと（なお、今もゴムかけはやっている）
・無限に出る鼻血
Tier3
・消灯後の精神的なつらさ（退院直前はスっと辛さがなくなっていた）
・完食に1時間かかる朝食
入院3〜4日目くらいが、正気をそれなりに取り戻しつつ痛み苦しみが多くて精神的にキツかったかも
入院中の印象的なエピソードやらなんやらを紹介
・基本的に患者同士での交流はなかったけど、戦友感がすごかった
・とは言いつつも女性数人は仲良くなってた。朝の歯磨きの時に話し声を聞くのが癒しだった
・るしあのアクスタとエンゲージリングはずっと引き出しにしまってた。眺める余裕はなかった
・術後動けない時に「Apple Watchとそれの充電器が欲しいのですが……」と看護師に頼んだら充電器がわからなかったようでエンゲージリングの箱を出して「これ？」と言われた
・「イヤホン（AirPods）を引き出しから取ってもらえますか？」と看護師に頼んだらエンゲージリングの箱を出して「これ？」と言われた（さっきとは違う看護師）
・担当医に「食べられる人間が一番強いですからね」と言われた。俺は多分一番強い
・1人スゲ〜嫌な感じのお局看護師がいた
他にも色々あった気がするけど忘れちゃった
いや〜、なんというか
昔からずーっと下顎前突（しゃくれってるってことやね）で、上の歯が下の歯よりも前に出ることってありえなかったんだよね
「俺の人生で上の歯が前に出ることはないんだろうなぁ」と思いながら生きてきたけど、今しっかり上の歯が下の歯よりも前に出てる
意外となんとかなるもんだ
どこにでもありそうなありきたりな感想だけど、「無理だと思ってることでもなんとかなったりするんだな。他のことも無理だと思わずやってみたら意外となんとかなるのかな」とか「こんだけ痛みや苦しみに耐えられたし、大概のことは大丈夫だろ」とか思ったりしました
手術して終わりじゃなくてこの後もゴムかけ続けるし、プレートを抜く恐ろしい瞬間もあるから気は抜けないわね……（上のプレートは近いうちに局所麻酔で、下のプレートはまた全身麻酔で……本当に嫌だ……尿道カテーテル……）
とりあえずよもめたの入院編はこれにて完結です
あざした〜