世界観のお話(創作)
〇前置き
こんにちは、よもぎもちです。
創作についてまとめて見ようと思います。
大抵の創作はここに書いた設定に沿うように書かれてます。
語彙力は無いので暖かい目で見守ってください。
最終更新日:11/14
〇世界観
はじまりは、ほんの小さな原子だった。
137億年前に誕生したその宇宙は、激しい膨張とともにその可能性を広げ、爆発的に拡散した。
そして今、この壮大な空間には、大まかに6つの「界」と呼ばれる異なる世界が存在している。
人々はそれらをまとめて「六界(りっかい)」と呼ぶ。
▶人界(じんかい)
現実の銀河系や無数の星が集まる、我々の生きる世界。
人々の知識と技術、文化が交錯し、ここは“六界”のなかで最も人間の生息が多いとされる。
言わば“人類の基準”が存在する場所である。
▶幻界(げんかい)
通称「ファンタジー界」とも呼ばれる世界。
宇宙空間が広がり、恒星や惑星は少ないが、異種の生命が蔓延っている。
六界の中でも特に多種多様な生命が息づき、奇妙な光景が日常的に広がっている。
▶異界(いかい)
星々が各々1つの国のように交流しあう、科学技術が発達した界。
異界では星間の距離を超え、文明が共に成長し、宇宙全体での「知」の中心地ともされている。
この3つの層、つまり「人・幻・異」は、「中層(ちゅうそう)」と呼ばれ、我々の認識に最も近い次元に隣合って存在している。
▶天界(てんかい)
中層より上に位置するいわゆる神々が住まう「天国」。
空は青く澄み渡り、宇宙空間と呼ばれる場所も酸素に満ちている。
界全体が歩ける地面として存在し、常に光に包まれている。
▶冥界(めいかい)
中層の下に位置し、生命の魂が最初に行き着く場所。
暗闇が支配し、静寂のなかで無数の魂が漂う。
天界と同じく歩ける地面が存在し、幽玄な雰囲気が漂う場所である。
▶地界(ちかい)
冥界よりもさらに下にあるいわゆる「地獄」である。
冥界との境目には閻魔が待ち構え、罪を犯した魂だけでなく、天界や冥界の追放者も審判を受けるらしい。
六界の最も底にあり、暗黒と炎に包まれた世界だとされている。
六界は互いに干渉しあい、宇宙の均衡を保っているとされている。
〇特性・属性
今はもう存在しない星、「起源星」で起こった出来事。
およそ91億年前、地球で生命が発展する遥か以前、最初の生命が異界にあるこの星で誕生した。
時間をかけてその生命たちは進化し、発展し、やがて12の異なる種族へと分岐していった。
これらの種族がもたらす多様な恩恵を「特性」と呼ぶ。
また、特性と共に、スライムなどの元素生物を中心とした元特性が進化を遂げ、大量の自然元素を生み出すまでに成長した。
加えて、早い段階で生成されたが不安定な特殊元素も発見され、計25の元素を総称して「属性」と名付けた。
生命たちが共生を続ける中、起源星はその寿命に達し、ついに爆発を迎えることとなった。
星の崩壊に際し、起源星の生命たちは他の星や他の界へと避難を余儀なくされ、異なる地で新たな歴史を築き始めたのであった。
ここで、宇宙に生命は広がったのである。
▶特性元素
・神
神や仙人、その眷属が持つ特性。神聖な力をもち、他の特性に対する加護や祝福を与える力がある。
・元
スライムなどの元素生物や人間、魔法使いが持つ特性で、すべての生物が習得可能な根源的な属性である。自然属性(水、風、火など)を極めた者が「元」と名乗ることができる。
・闘
獣族の特性で、戦闘や戦士としての能力を向上させる力を持つ。激しい闘争心と肉体の強さが特徴。
・聖
天使族や神に仕える存在が持つ特性。浄化や回復に長け、魔特性や闇特性と対立がしやすい。
・霊
精霊や幽霊といった霊的な存在が持つ特性。霊的なエネルギーを操り、魂に影響を与える力がある。
・龍
龍族が持つ特性で、自然と調和しつつ強大な力を操る。長寿と知恵、強力な体力を兼ね備えている。
・光
エルフ族などが持つ特性で、光のエネルギーを操る。聖特性と深く関連し、純粋な光の力を扱う者が多い。
・機
機械族の特性で、精密な動作や耐久性に優れ、科学や技術による力を具現化できる。最も新しい特性である。
・魔
悪魔、吸血鬼、堕天使など多様な種族に見られる特性。闇や呪術、黒魔法の力を行使できる。
・妖
妖怪族に特有の特性。魔特性に似ているが独自の伝承や特技を持ち、自然と闇の力を巧みに操る。
・鬼
鬼族に見られる特性。強靭な肉体と圧倒的な力を誇り、主に力と耐久力を高める性質を持つ。
・闇
ダークエルフ族など、闇の力を信奉する種族が持つ特性。暗闇の中で力を発揮し、影の力に長けている。
▶自然元素
・火
炎の力を操る属性で、強い破壊力と熱を持つ。主に攻撃に用いられ、接触したものを燃やしたり、周囲を高温にすることで敵を威圧する。
・金
金属の力を操る属性で、防御力と硬度に優れている。体を金属化したり、硬質な鎧を生み出すことで自らを守る。
・木
植物の力を操る属性で、生命の循環や成長に関わる。植物を育てたり、ツルを使って対象を拘束することができる。
・土
大地の力を操る属性で、安定した防御力と耐久力を持つ。地面を隆起させて壁を作ったり、地震を起こして相手を揺さぶることが可能。
・水
水の流動性を操る属性で、柔軟な攻撃や回復に用いられる。水流を発生させたり、対象を癒す清浄の力がある。
・風
風を操る属性で、素早い移動や遠距離攻撃に向いている。風を使って刃のように切り裂いたり、瞬時に加速して相手を翻弄する。
・毒
毒素や腐食を操る属性で、相手をじわじわと蝕む能力を持つ。対象に毒を付与したり、腐敗を引き起こして攻撃することができる。金属性と木属性から派生した元素である。
・虫
昆虫や小動物の特徴を含む属性で、隠密や群れでの行動に優れている。自身を小さくしたり、隠密に徹して相手に近づくことが可能。土属性と水属性から派生した元素である。
・氷
冷気や氷を操る属性で、対象を凍らせて動きを封じる。冷気で防御を固めたり、氷の刃で攻撃することができる。水属性から派生した元素である。
・雷
電気を操る属性で、素早い攻撃力と神経系への影響力が強い。電撃を放ったり、対象に麻痺を与えることができる。水属性と風属性から派生した元素である。
・音
音波や振動を操る属性で、遠くの敵に精神的な影響を与えたり、物理的な衝撃を与えることができる。高音で動きを妨げたり、低音で眠りを誘発することが可能。雷属性から派生した元素である。
・飛
飛行能力を持つ属性で、空中を自在に移動し、高い機動力を発揮する。空中からの攻撃や回避が得意で、風と組み合わせるとさらに速い動きが可能。風属性から派生した元素である。
▶特殊元素
・謎
時空や創成、破壊など、不安定で未解明の元素の総称。変則的で予測が難しく、通常の法則に縛られない性質を持つ。解明していくうちに区分が増える可能性が見受けられる。
〇組織関係
▶六界防衛軍
宇宙の六界それぞれに存在する防衛組織。
各界ごとに異なるシステムやルールを持ちながらも、「住民を守り抜くこと」を最優先の使命としている。
防衛軍は、各界の特性に応じた防衛戦略と運営方針を備えている。
各界の防衛軍には5つの部隊が配置されており、各部隊には4人の責任者が任命されている。
各部隊の隊長と副隊長を中心に、責任者たちは地域や領域ごとの指揮を執り、住民の安全を確保する。
また、全体の防衛軍の責任者は、合計120名にのぼる。
各界で責任者の選出方法は異なり、それぞれの界の文化や価値観に基づいて選抜方法が決定されている。
▶クラーニヒ教団
中世ヨーロッパの一角で吸血鬼一族を殲滅した吸血鬼狩りの末裔によって結成された吸血鬼狩り集団。
かつて、西洋の一角に位置するディミウルゴスには、赤い月で知られる紅月山を挟んで二つの地区があった。
ひとつは太陽神ヘリオスの加護を受けたポラールタグ、もうひとつは月の神セレネの加護を受けたノイモーントである。
この二つの地区は長年対立していたが、16世紀末ごろ、異端の吸血鬼オリヴァー・アストーリとその眷属によって対立は収束した。
しかし、この和平をよく思わない吸血鬼狩りたちは、19世紀に一般人も巻き込む聖戦を引き起こした。
聖戦では多くの犠牲が払われ、吸血鬼狩りは平和を手にしたものの、生き残った吸血鬼が血を絶やさずに繋いでいることが判明した。
これを機に、彼らは吸血鬼の血を完全に殲滅するため、クラーニヒ教団を立ち上げた。
地球の各地域で吸血鬼殲滅の使命を共有している。
※増加予定
〇余談
今後の創作の動向や私の思いつきなどで更新する予定ではあります。創作している身としては絶対に言ってはいけない気がしますが、黒歴史になりそうやなーと思いながら打ってます。
暖かい目で見守ってください。(2回目)
ここまで読んでくださった方々ありがとうございます。