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耳が痛いご指摘をいただいたときに何を思えるか



私はとても負けず嫌いで怒られることが嫌いです。


ガツンと怒られるようなことは大人になってからはそうはありませんが、チクリチクリと言われる感じが、たとえそれが正論であったとしても私はとても嫌で、逆にあなたは言える立場なの?と相手のアラを探してしまったり、私自身が相手の気にさわっていた部分がモヤモヤと浮き出てきます。ご指摘の内容よりもまずは頭にかーっときてしまうのです。そして何か反撃できないかと頭に浮かぶわけです。



神様のような非の打ち所のない人に言われたのなら、有無を言わさず納得し『ごめんなさい。以後気をつけます』とでも言えるのでしょうが、相手も生身の人間。散々こちらだって言いたくなるようなこともあった相手に上から言われたりした日には、素直に聞けず『あなたはどうなの?』と思ってしまうわけです。


後から考えると、そのご指摘は本当にありがたく、今後の自分の為に必要不可欠であることなんです。


でもそのように言われてしまうと、幼稚で勝ち気な私は、むっとした態度や気持ちに少なからずなったりもしてしまうんです。


私も下の人に指導することもあるのですが、逆にこのように思われていたら、とても残念ですよね。憎い相手には指摘や指導などはしないもので、大切な人、見込みのある人だから伝えるわけです。だって言うほうだって嫌われるリスクや反撃されるリスクがあるわけですから。


ことなかれ主義でいくのは簡単です。
いいよいいよと流していれば、文句を言われたり、嫌われたり、波風も立たないのかもしれません。ですが、言っていただけるということはまだ期待されているということだと思って、受け止められたときに自分自身、成長できることを忘れずにいたいものです。


でももちろん言い方は大切です。同じことを言ったとしても言い方や言葉の使い方によっては全く伝わらないことや逆効果になってしまうことだってあります。やはりどこまで言っても声を荒げたり怒って伝えることはないと思います。



いつでも耳を傾け、ありがたいと受け止めていきたいです。


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