【カオリ】キミの歌
キミの歌をよく聴くよ
選んでいつも
聴いてるよ
聞く時も聴く時も大好きだよ
それなのに
キミに伝える言葉はおそろしく
たどたどしい僕だから
きっとキミは
もやもや抱えて
眠れないのかな
なんて
キミの歌を好きとすら
なかなか言わない僕だもの
だから
ここで
吐き出すしかない言葉
キミに会う前に
言葉の形すら成さない変な文字
ノートに書きなぐった昔の僕は
今の自分を想像しては
自分で自分を
なだめてた
そんな遠い記憶
形の見えなかった人に会うのは
こんな気持ち
そんな気持ち
あの人達はきっときっと知らないね
知らないから
全部壊そうとしちゃうんだ
壊せば壊すほど
穏やかな時間は帰ってきやしないのに
ああ そうだった
「いらない」が
あの人達の言葉だった
ああ そうだ
それを覆すのを忘れたのがあの人達だ
だから
だから きっと
めんどうくさいぼくが きっと
生まれたね
だから僕は「頑張る」って言い続けるしかないんだね
いつか
「顔晴る」下さいな
キミの歌は顔晴るくれるけど
キミ以外に望むくらいもいいでしょう?
あの人達から「顔晴る」頂戴する未来
思い描いたっていいでしょう?