ジワレ,

13年前のあの日
私は幸せの絶頂にいた

ように見られた

このままの状態でいると

根拠がなく

しぬのだと

僕だけがずっと思った

インセキガフッテホシカッタ
ダレモキズツケズインセキガ

そこは人と人が永遠を誓い合う場所なのに

インセキガフッテホシイ
インセキガフッテホシイ
ソレダトヨソクフカノウカ
ナラバジブンダケヲノミコム
ジワレヲソウダ
アノヒトモツレテイケバ
イヤタイヤダ
ソンナサイゴマデ
ボクダッテ
ぼくダって

ぼくだって

 「イオリさんの幸せはどういった形ですか?」






ああ

もう





隠せない


ーーー13年前のあの日

ひたすら感覚に愚鈍に生き続けた途中の
幸せを誓い合う建物横のレストラン
私は同僚と笑い合い

アタマノナカデオビエナガラモ
スベテコワレロトネガウ、タダノモウソウ

ソウダ

ボクハ

モウソウスラモ
ジユウガ
違う
偶然だ
お願い
オネガイ

チガウよね?
ね?

チガウ

シッテル

だからキミハ

ヒトシレズ

イノリツヅケテ

感謝ハ

この後




心の奥で


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