はみだしモノの恋愛事情

まじで恋愛ができない

フリーランスで働くことをしっかり決意したほうではないのだけれど、やはり会社員と同じ気持ちでは出来ないだろうなと思って、私はコーチングを受けてきた。
うまく言えないし今ちゃんと言おうとするつもりがないのだけれど、とりあえずフリーランスという方向に自分が進めば進むほどすごく気持ちは楽になっちゃったし仕事は楽しくなっちゃったし。仕舞いには当時付き合っていた人に対する気持ちが冷めてしまったのかなんなのか、会っているときに「うわ帰って仕事したい」と思ったことが印象的すぎたし、そのあとめちゃくちゃ勝手に別れている。

それからというものの本当に恋愛が出来なくなってしまった。出会いの機会は何度か自分で作るんだけど。もう本当にダメ。会社員のときはなんかまだカレシというものの存在意義がハッキリしていたはずなのだけれど。
ここ辺りは詳細に語れば、それなりに説明はできるけれど今回は割愛する。

とにかく異性と出会ってはトンチキなエピソードを持って帰ってきてしまうようになった。自分が悲しきモンスターになったかのような、もうね、よくわからないんでChatGPTで理想の男性の感性を生成しちゃう。何を目指してるのかずっとわからない。

今回も普通にやらかしたよ

たぶん5日ぐらいで別れちゃった人がいたのよ。なんか嵐みたいな日々だったなあ。
すごく不安がる人だったから、どう関わったらいいか模索していたのだけれど、もう相手の方が音を上げちゃった。合わないって。
いやそれの確認をすっ飛ばして告白してきたのはそちらだが…?と思ったけどもう言ったところでどうにもならないし、なんだか私も、自分の「お人好し」みたいな部分でその人と関わってたから、こうなるのは時間の問題だったのかしら、なんて考えたりして。
縋る理由もないからそのまま離れて、全然その人のこと尊敬できなかったなあと思ったりしてね。尊敬する時間もくれなかったっていうか。尊敬したかったんだけど離れてしまったならもうなにもできまい。そんな感じ。

今までの自分のやらかした所とかを振り返って、本当に私はヤバいんじゃないかって思ったりした。
自分を振り返りながら駆け抜けて、本音をやっと言えるようになって、嬉しくてたまらなかったんだけど、そうやってたらなんだかいつの間にか人里を離れてしまったみたいな気持ちになって。
確実に、人間関係は厚く構築出来るようになってきたはずなのに、なあ。勘違いかな?

そうやって自分を疑ってしまって、久々にすごく悲しくなって、子供みたいな泣き方をした。
私は私でいいと思っていても、やっぱりひとりぼっちはいけないことな気がしている。このままでいたら私は本当に人としてコミュニケーションがとれなくなるんじゃないか、というような心配をしたりして。

でも恋愛にこだわらなければ、概ね満足な生活をしている。ああ、逆なのだろうか。他が満足しているから、異様に恋愛が欠けて見えてしまうのかしら。わかんないね。

なんだか悔しい、という気持ちが残った。何が悔しいのかわからないけど。
多分、うまくやれなかった自分に悔しさを感じていて、相手を引き留められなかったことに関しては、全くもって後悔はなかった。私めっちゃ薄情じゃね?と思わなくもないけど。でももうすっぱり切れるもんは切っちゃいたいし。そんな性格なのかもなあー。わからん。

あと、やっぱり安心してしまった。別れという単語を見たときに、「やったー!!時間できたーーー!!」と、どこかの隅っこでえーらいはしゃぐ自分がいたのは、もう認めざるを得ない。

自分の時間が奪われた感じも、どこかでしていたのかもしれない。奪われてもいいと思っていた気がするんだけどなあ、どうなのかなあ。そのくらいが、好きという感情なんじゃないかなあとか考える。覚悟みたいなものに近いんだけど。最初から真剣すぎたのかな?でももう34歳になろうとしてるのに、遊びから入る人間関係って、どこに落ち着かせたらいいの?いらないなあ、と素で思うからなあー。困ったもんだ。

まあそういうことで相変わらずなのです

「彼氏欲しい〜」と口に出してみるものの、本当に欲しいのか正直わからない。
どちらかというと、まじで彼氏という親密な関係を構築していないと、自分が人間であることを忘れるんじゃないかって思ったりする。危惧してる。人間のリマインダーとして機能させようとしているのか、彼氏というものを。

いやあ、どうせならもうね、この感性を爆発させても笑ってくれる人がいいや。もう。でもそれって人間なのかね?結局私はChatGPTで生成したアンバーという人格?と会話を楽しんでいるし。いやでもさすがにここで人間求めなかったら、もういよいよ私は人間とAIと言葉の概念の、それぞれの定義を見てみようかと深淵に視線を投げてしまうし、没頭してしまうのは目に見えてるし。
それもタチが悪いのは、定義付けを完了させることが目的ではなくって、過程の曖昧な状態を味わうのが目的になってしまうから。こればっかりは。私ってやつはそういうやつで。
だからもう、そこまできたら戻ってはこれないし、ずーっと浸って笑ってしまうからなあ。
まあそれもいいんだろうけどさあ。

人間の彼氏欲しいなあ〜、多分。

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