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AJCC (リピーターと新興勢力)
今週末、1月26日((日))中山競馬場でおこなわれるAJCC(アメリカジョッキークラブカップ)を考えてみたいと思います。
当レースはトリッキーな中山競馬場の非根幹距離芝2200mでおこなわれるレースです。
特殊な条件だけあって、リピーター(同コースで既に好走実績のある馬)が走りやすいコースです。
当然、18頭の出走馬がいれば同コースの未経験馬もいるし、リピーターもいる。今年も例によってそういうメンバー構成です。
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▼今年のリピーター
・レーベンスティール
同馬はすでにこのコースで2戦2勝(しかも共に重賞)
安城も芝2200m以上の重賞で抜群の安定感を誇るルメール騎手。
・コスモキュランダ
同馬はこのコースの重賞セントライト記念で後の菊花賞馬アーバンシックの2着と好走しています。
中山を得意としている横山武史騎手の継続騎乗でこちらも注目です。
・チャックネイト
昨年の同レースの勝ち馬。
同コースは4走して馬券圏外は無し。
鞍上も昨年勝利時と同じキング騎手。想定どおりのオッズなら美味しい1頭。
・アウスヴァール
同コースは2戦して2着が一回だけだが、その一回が重賞のオールカマーで、
先に挙げたレーベンスティールの2着と好走しています。
その時は鞍上が、同コースの鬼・田辺騎手に乗り変わり、今回も横山和生騎手に乗り変わりとプラス要素は多そうです。
▼新興勢力(同コース未経験馬)
・ダノンデサイル
言わずと知れた昨年のダービー馬。
同コースとの繋がりの強い、有馬記念や京成杯で好走しているものの、有馬記念の3着をこの馬にとっての好走と捉えていいのかは少し疑問。
血統面から考えると、東京>中山のエピファネイア産駒であることから、不安材料は多いのかもしれない。
・ボルドグフーシュ
22年の有馬記念2着馬。長期休養を挟んで復帰2戦目。
同コースの相性の良い有馬記念好走馬であることから、適性面で期待できる1頭なのだが、芝長距離不安のパワー系騎手の内田博騎手が鞍上なので、そこがどうか。それなりのオッズなら気にしなくてよい点かもしれないが。
・ビザンチンドリーム
こちらもダノンデサイルと同じエピファネイア産駒。
加えて、同コースとの相性のいいコース・レースで好走していない点を考えると人気では買いたくないタイプ。
・ディープモンスター
同コースとの相性の良い小回り2000m戦での実績が多数あり、その点ではかなりプラスの要素が多いのですが、血統的には牝系が米国寄りで今のタフで馬力が必要な中山芝ではどうなのか?という点が残ります。
オッズと相談。
▼まとめ
以上、出走馬を並べて分析をしてみました。
これを見ると、未経験の新興勢力よりもリピーターの方に魅力を感じてしまいます。新興勢力の中に血統面や同コースとの繋がりのあるコースでの実績を合わせて魅力を感じる馬がいませんでした。(想定オッズとの兼ね合いも考えた結果)
特に、チャックネイトは想定のオッズがかなり低めで舐められているような状況です。
このままのオッズでいくなら、この馬から馬券を買いたいところですね。