柏餅 秀峰

競馬周りを愛して30年。 一口馬主も始めて、思い描いてた競馬ライフを続けられています。

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最近の記事

京王杯2歳Sに見る タワーオブロンドン(回顧)

1. 新種牡馬の初重賞制覇の時は、馬券を当てたかったという話 2024年も新種牡馬たちがデビューし、次々と注目を集めています。そんな新種牡馬の子供が初めて重賞を制した瞬間は、競馬ファンなら誰しもが胸を高鳴らせる特別な瞬間です。血統を主軸に予想を構築している私にとっては、この瞬間を予測して馬券を的中させたい、という想いは、人一倍強いのです。 先日おこなわれた京王杯2歳Sで、今年の新種牡馬であるタワーオブロンドン産駒であるパンジャタワーが同種牡馬の産駒では初となる重賞勝利を挙

    • ブリーダーズカップフィリー&メアターフ2024 考察

      ブリーダーズカップフィリー&メアターフ2024:血統と調教師に注目した展望2024年のブリーダーズカップフィリー&メアターフは、欧州と米国のトップ牝馬が集まる芝2200mのレースです。このレースは、長距離戦でありながらスピードとスタミナが問われるタフな競走として知られています。今年は、イギリス調教馬が有力視され、特にアップルビー調教師の管理馬に注目が集まっています。 1. 過去の傾向と血統の重要性 ブリーダーズカップフィリー&メアターフは、歴史的に欧州血統が強い相性を見せ

      • ブリーダーズカップクラシック2024 考察

        ブリーダーズカップクラシック2024:血統から見るレース展望2024年のブリーダーズカップクラシックは、強力な血統背景を持つ馬たちが集結します。特に、2017年の勝ち馬ガンランナーの父Candy Rideの影響が、今年のレースにおいても重要な鍵となるでしょう。ここでは、注目すべき馬を血統の視点から分析し、レース展望を予測します。 過去のブリーダーズカップクラシック:血統の重要性 過去のブリーダーズカップクラシックでは、アメリカ型のダート血統が成功してきました。2017年に

        • ブリーダーズカップターフ2024考察

          今週末は、海の向こうアメリカでブリーダーズカップがおこなわれます。 日本馬も大挙して出走するので、考察していきたいと思います。 ここでは馬券発売が行われる4レースを順次取り上げたいと思います。 2024年のブリーダーズカップターフは、再びデルマー競馬場で開催されます。 この競馬場は、特に芝2400m戦でその独特のコースレイアウトが大きく影響します。 1. デルマー競馬場 デルマー競馬場の芝2400m戦は、スピードと機動力が重要となります。 コーナーの狭いさや内枠有利な

          ハービンジャー産駒について考えてみた

          今週は秋華賞【G1】が京都競馬場でおこなわれます。 前段階で上位人気に推されているのが、チェルヴィニアです。 チェルヴィニアは父ハービンジャー母父キングカメハメハの配合です。 というわけで、少しハービンジャー産駒について考えてみたいと思います。 ハービンジャーは、欧州の競馬で輝かしい成績を残し、特にキングジョージVI世&クイーンエリザベスステークスを圧勝した名馬として知られています。日本では、ペルシアンナイトやブラストワンピースといった馬たちが活躍し、その産駒は徐々に日

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          高配当を狙うための「馬場バイアス」理解と逆張り戦術の重要性

          競馬における予想の基本は、出走馬の過去の実績や調教、血統など多くの要素を総合的に分析していくことです。しかし、レース当日の馬場状態が結果に与える影響は非常に大きく、これを理解しないまま予想を行うと、思わぬ外れ馬券を掴んでしまうことがあります。特に、馬場が極端に荒れる日や、雨で重くなった馬場では「バイアス」が生まれやすく、特定の馬や血統が有利・不利になることが多いです。 本記事では、馬場バイアスが競馬予想にどのように影響を与え、高配当を狙うために逆張り戦術をどのように活用する

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          東京盃 2024 考察

          【傾向分析】 昨年から大井競馬場のダートが白い砂に替わったことにより、これまでの傾向とは異なる競馬が展開されています。特に、ダート1200mの交流重賞では、従来の持続力に頼る戦術が通用しづらくなり、瞬発力やスピードを重視する展開が増えてきました。 2023年のJBCスプリントでは、イグナイターが勝利を収めました。父はサンデー系のエスポワールシチーで、スピード適性が問われる白い砂に対応し、その能力を存分に発揮しました。同じく、東京スプリントでは、サンデー系のオルフェーヴル

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          ジャパンダートクラシック 2024

          【傾向分析】 大井競馬場のダート2000mで行われるジャパンダートクラシックは、昨年の白い砂導入以降、新たな局面を迎えた交流重賞です。この白い砂が特徴的なコースでは、芝中距離志向の血統を持つ馬が有利に働いていることが明らかになっています。 過去の大井ダート2000mの重賞を振り返ると、芝中距離血統を背景に持つ馬たちが好成績を残してきました。例えば、JBCクラシックでのノットゥルノ(ハーツクライ産駒)や、東京大賞典でのウィルソンテソーロ(キタサンブラック産駒)、帝王賞で3着

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          人気馬逆張り予想法 〜ダントツ人気馬が馬券外になる瞬間を狙え〜

          競馬における予想の基本は、レースにおいて馬券内に入る馬を探し出し、それに基づいて馬券を組み立てるというものです。特に、単勝オッズ1倍台という絶大な支持を受けた馬は、多くのファンにとって信頼できる存在であり、その馬が馬券内に入るという前提でレースを楽しむことが一般的です。しかし、競馬には常に不確実性が伴い、絶対的な人気馬が必ずしも期待に応えるとは限りません。そこで私は、競馬の本質を見直し、「単勝オッズ1倍台のダントツ人気馬が馬券外になる」という逆張りの発想に注目しました。 逆

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          2024 シリウスS 【GⅢ】 展望

          シリウスステークスは、毎年秋に行われるダート重賞で、今年も中京競馬場のダート1900mで行われます。このレースは、スタミナとスピードのバランスが求められる中距離戦で、特に血統や馬体の特徴が鍵を握ります。過去の勝ち馬を見ると、2020年はカフェファラオ(父アメリカンファラオ)、2021年はサンライズホープ(父マジェスティックウォリアー)、2022年はジュンライトボルト(父キングカメハメハ)が勝利しています。 レースの傾向・ポイントこのレースで重視するべきポイントは2つです。

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          2024 スプリンターズS【G1】 展望

          2024年スプリンターズステークス展望 2024年のスプリンターズステークスも、激しい戦いが予想されます。今年は昨年の優勝馬ママコチャの連覇に注目が集まる中、新星の登場も期待されています。スプリンターズステークスは、例年通り「非主流血統」が活躍しやすい舞台であり、特に米国型ノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系のスピードが求められるレースです。 血統と傾向 スプリンターズステークスは、米国型ノーザンダンサー系やミスプロ系といった「非主流血統」がよく走る傾向にありま

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          馬券戦略における 回収率と期待値

          馬券における回収率と期待値の関係性 馬券購入において重要な指標となる「回収率」と「期待値」について、その関係性やデータの活用方法について説明します。馬券を購入する際、どのようにしてこれらの指標を理解し、活用するかを知ることで、より効率的な馬券購入が可能となります。 回収率とは? まず、回収率について理解することが重要です。回収率とは、投資した金額に対してどれだけのリターンが得られたかを示す指標です。計算式は以下の通りです。 回収率 = (的中馬券の払い戻し金額 ÷

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          JustifyとArrogateのお話

          今からお話しする話は、一部のコアな人にしか分からない。 いや、コアな人からすると逆に、何言ってんだ。と言われるような話です。 いきなりですが、JustifyとArrogateって何か似てませんか?? いつも私が馬券予想する際に、父名Justifyと見ると、ええっと何系の種牡馬だっけな?Unbridled's Songの仔か?とよくArrogateとごっちゃになってしまうんです。 配合を見ると、全くの別馬なんですが何なんでしょうね。。。 恥ずかしついでに、この2頭を比べて考

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          ダノンミッション

          ダノンミッション (Danon Mission) - 現役 牡2歳 基本情報 毛色: 鹿毛 生年月日: 2022年3月23日 調教師: 堀宣行 (美浦) 馬主: ダノックス 生産者: 社台ファーム 産地: 千歳市 セリ取引価格: 2億8,600万円 (2022年 セレクトセール) 獲得賞金: 0万円 通算成績: 0戦0勝 [0-0-0-0] 近親馬: バジオウ、ダンスグルーヴィ 血統 父: ロードカナロア (キングカメハメハ - レディブラッサム)

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          パイオニアスクエア

          基本情報 馬名: パイオニアスクエア (Pioneer Square) 性別: 牡馬 毛色: 黒鹿毛 生年月日: 2022年2月28日 調教師: 友道康夫 (栗東) 馬主: 社台レースホース 生産者: 社台ファーム 産地: 千歳市 セリ取引価格: - 獲得賞金: 0万円 通算成績: 0戦0勝 [0-0-0-0] 近親馬: ドライゼ、レイククレセント 血統 父: ドゥラメンテ (キングカメハメハ - アドマイヤグルーヴ) 母: ジュリエットシアトル

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          エンブロイダリー

          馬名:エンブロイダリー 毛色: 鹿毛 生年月日: 2022年2月1日 調教師: 森一誠 (美浦) 馬主: シルクレーシング 生産者: ノーザンファーム 産地: 安平町 セリ取引価格: - 獲得賞金: 290万円 (中央) 通算成績: 1戦0勝 [0-1-0-0] 近親馬: ゼーゼマン、ロッテンマイヤーの2023 血統 父: アドマイヤマーズ (ダイワメジャー - ヴィアメディチ) 母: ロッテンマイヤー (クロフネ - アーデルハイト) 総評 この馬を評価したポイントは、

          エンブロイダリー