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しゃべりたいふたり第12回~『本好きに10の質問』に答えてみた(前編)

かおり:やすこさん、この間、『本好きに10の質問してみた。』っていうBOOK  HOTELさんの記事をみつけたんだけど、面白そうだから私たちもやってみない?

やすこ:これに私たちが答えるってこと?面白そう。やってみよう!

かおり:そう言ってくれると思った(笑) 先に10の質問をざっと紹介するね

1.あなたの「人生の一冊」は何ですか?その理由も!
2.学生の頃にハマった本を教えて!
3.推し作家さん3人だけピックアップして!
4.あなたの「読書あるある」を教えて!
5.最近読んだ本の中で、特に印象に残ったフレーズはずばり!
6.あなたの家の積読は何冊?
7.読書好きゆえのメリット、デメリットは?
8.本を読むときの「必需品」は何?
9.電子書籍やオーディブルは使ってる?
10.最後に、あなたが本好きになったきっかけは?

かおり:というわけで、早速答えていきたいんだけど、まず第1問「あなたの『人生の一冊』は何ですか?」か…。ちょっと最初から難問じゃない?これ、ちょっと後回しにしていい?やすこさん、パッと出る?

やすこ:いや、私も厳しいなあ。

かおり:じゃあ第2問「学生の頃にハマった本を教えて」 これ、学生って大学生?それとも中高生?どのへんをイメージしてるのかな?

やすこ:そうだね。結構幅が広い気もするけど…。この10の質問、全体的にあまり考え込まずに、パッと思い浮かんだものを答えていく方がいい気がするよ。

かおり:確かに!それなら今パッと浮かんだのはアガサ・クリスティーかな?中高生時代に結構ハマって読んでた。ついでに大学生の頃はシャーロック・ホームズシリーズ全作読んだわ。私、探偵好きだったんだなぁ。
やすこさんがハマった本は?

やすこ:ええ〜、なんだろう。そうだな、シドニー・シェルダンの「ゲームの達人」かな。ジェットコースター小説って感じで、もう夢中で読んだな。家族旅行のお供に持っていっちゃったから、旅行どころじゃなくて、「何しにきたの!!」って母が怒ってた記憶がある…

かおり:「ゲームの達人」面白かったよね!あれは夢中で読んじゃう。旅行に持って行く本じゃないね(笑)
次は「推し作家さんを3人だけ」だって。え⁈待って、3人だけ?

やすこ:考え込まずに!

かおり:そうだった。えっと、津村記久子さん、木皿泉さん、伊坂幸太郎さん!。はい!この3人が浮かびました!

やすこ:私は、そうね。池井戸潤さん、山崎豊子さん、吉本ばななさんかな。

かおり:予想はしていたけどやっぱり全然違うね!

やすこ:そうだね〜。はずみであげてみたけど、自分でもそうなんだ?!ってちょっと驚いてる。
次の質問にいこう。「あなたの『読書あるある』」だって。何かある?

かおり:えーっと…読書、定期的に飽きる

やすこ:どーゆーこと?

かおり:飽きるは言いすぎだけど、1週間で3冊くらいガーって読む時期と、今月は漫画以外1冊も読んでないわ、な時期がある。波が大きい。

やすこ:確かにそういう波はあるよね。忙しい時期はどうしても疎遠になったりするし。
私の「あるある」はね、この記事にも書かれてたから、マネっぽくなっちゃうんだけどさ。出かける時に、読み終わって読む本がなくなるのが怖すぎて、何冊もカバンに入れちゃうこと。電車で読む本がない時間が嫌なんだよね〜。なんて言いながら、携帯見てる時もあるんだけどさ。

かおり:上下巻の上巻だけ持っていって途中で読み終わった時とか「あぁ〜っ!」ってなるもんね。気持ちはわかる。やらないけど。

やすこ:次は。「最近読んだ本の中で、特に印象に残ったフレーズ」だって。

かおり:最近…?3年くらい前に読んだ本だけど、最近に含めていい?

やすこ:いいよ。50過ぎたら2、3年前は最近だよ(笑)

かおり:だよね!じゃあ、これ!

人を羨むパワーは結構あります。ああ、こんな家庭に生まれてたら、幼少期にこんな経験させてもらってれば私だって…と思ったことを、可能な限りこれから経験しちゃえばいいんじゃね?と思ったんです。

光浦靖子『50歳になりまして』

かおり:光浦さんが50歳にしてお笑いの仕事を休んでカナダ留学を決めたって話なんだけど、私、結構このフレーズに感動してね。というのも私は親に習い事とか一切させてもらえなくて、でも小さいころからずっとピアノに憧れがあったの。で、この一文に刺激を受けて50歳過ぎてピアノを習い始めたんだ。

やすこ:へえ〜!そうだったんだ。

かおり:でも、去年先生が辞めちゃってさ。次の先生を探そうと思いながらもう1年経つわ。
やすこさんの「印象に残ったフレーズ」は何?

やすこ:私はね、そうだな。これかな。

「あなたも、自分のことを”ただの”とか”つまらない”とか言っちゃ駄目。それは、あなたが、支えている人や、あなたを支えてくれている人たちに対して、失礼よ」穏やかだが、毅然とした口調だった。

古内一絵『マカン・マランふたたび』

やすこ:いつか、『マカン・マラン』については記事にしたいところなんだけど、好きすぎてなかなか書けないのです…。このシリーズにはたくさんの名言があるんだけど、これも好きなんだ。「ただの」とか「つまんない」って、つい思っちゃいがちなんだけどさ、謙虚っていうのとは違うんだよね。背筋を伸ばして、私は私って毅然としていることって大事なのかもしれないと思ったフレーズです。

かおり:素敵!日本では謙遜は美徳とされるけど、自分で自身を下げる癖はつけない方がいいよね。同じことを清水ミチコさんも言ってた!

やすこ:そうなの?
さて、結構時間がかかるね。長くなってきたから、残りはまた次回にしようか?

かおり:そうだね。じゃあ前半戦はここまで、ってことで。

やすこ:ここまで読んでくださったみなさん、お疲れ様でした。

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