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【日記】マル・オトシン・ツキ

明日は飼っていた最愛のトラディショナルベタ「トラマル」通称マルの命日である。
ヘッダーの左。
これはその3日前の30日、もう危篤状態なのにエサが欲しくて水槽の底から見上げていた写真。

真ん中のオトシンクルスのオトシンくんは
ヒレを自切しがちなマルのタンクメイトだったのだけど、マルの病気をもらったらしくてそこから半年ほど調子が悪かった。
でも今ではこの通り、フンフンもたくさん出すしとても元気がいい。
この写真はたった今、撮ったばかりのもの。
マルの分も長生きして欲しいのです。

右の「トラツキ」通称:月は、マルが朝に亡くなってその日の内にお迎えしたので
明日は月にとってはお迎え記念日、誕生日みたいなものである。
体調も性格もクセが強い子ですが(笑)
我が家の笑顔の元です。

お迎えしたばかりの頃はまだ幼くて小さかった。

うちに来たばかりの頃の月はとってもビビリでちょっとの物音でもびっくりするような子だった。
神経質で若干の人見知りもあった。
目つきも鋭くて餌をやると猛烈な勢いで弾丸のように「チュドーン」と突っ込んでくる。

それが今では運動嫌いの引きこもり😅
定位置の水温計に挟まって昼でも夜でもじーっとして寝ている。
今まで飼っていた子は昼なら胸ビレをずっとピルピル揺らして止まることなどなかったのだが
この子は省エネとばかりに胸ビレまで動きを止めて寝ている。
ええと、昼は活動時間ですよ!君は。
(ちなみにオトシンくんは夜行性です。)

定位置、定位置…(笑)

来た頃から便秘がちだったので運動のために鏡を見せて威嚇のフレアリングをさせることが多かったのだけれど
ある時期からフレアリングをした後に自切というか…自分のヒレをザカザカに引き裂いてしまうようになった。
フレアリングはストレス解消、と物の本に出ているような情報を裏切るようだがこの子は本気で運動嫌いなんだな、と数度の試みの後に確信に至った下僕なのであった😂

以来、フレアリングをさせることはなくなったが
私の見立ては合っていたようでヒレを裂くことも殆どなくなった。
だからといって初代その2のトラタみたいにヒレが癒着することもないし
多少便秘がちだが、運動不足は気にしないことにした。
数日すれば解消しているので神経質になることもないかな?と。
この子はフンが浮きやすく、人間で言うところのいつもちょっとお腹がゆるい状態なのかもしれない、とも思っている。
こちらもはじめはアレコレ気にしてケアしてあげていたが
いろいろやっても大して変わらないので
この辺も気にするのはもうやめた。

そんな月だが餌への執念はマル並である。
餌のこととなると尻尾はブンブン、ジャンプもする。
マルは縦ジャンプ、月は横ジャンプ(突っ込むようなの)と言っていたが最近は月も縦気味のジャンプをよくする。
冬は私の起床時間(早朝4時半)を覚えて、まだ日が昇らず暗いのに水面をピシャピシャ言わせて朝御飯をねだり、下僕を起こそうとしたりもするので驚きである。

マルは誰が覗き込んでも愛嬌を振るう子だった。
私でも母でも嬉しそうに尻尾を振って寄ってきた。
一方この月は先々代のトラオと同じくらい現金である。
餌をくれる人の顔を見分けて反応する。
母が覗き込んでもチラッと目玉を動かして見るだけで定位置からは全く出てこないが
下僕(私)が覗くと定位置から出てきて餌のおねだりをする。

そういう姿を見るとやはり飼い主としてはニンマリしてしまうのである。
ヘッダーの写真はエサが欲しいな?という上目遣いの月で最近で1番のお気に入りショット。

家に来た頃はあんなに鋭い目つきだったのに
いつの間にかマルと同じくらいの可愛い表情になった。
身体のサイズもずいぶん大きくなった。

熟睡していると目が点になり、ブスで可愛い🤭
寝相もいつもおかしくてよく笑ってしまう。

オトシンくん同様に何度も体調不良を乗り越えて1年。
寿命までしっかり生きてくれますように、と
心から願っているのでした。

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