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絵は上手い下手じゃ無いと僕は思う


岡本太郎は、「小学校低学年ぐらいまでの子供の絵は自由な発想で描かれていて素晴らしい」と言っていた。

僕も、まさしくそうだと思う。

子供達の描く絵は自由な発想と、周りからの目を気にせずに奔放である。多様性に溢れている!

絵とは本来そうゆうものだ。
だが、物心ついてきた頃から絵は上手くなくちゃいけないと思いはじめる。僕はこの考えが間違いなんじゃ無いかと思っている。

その理由は、小学校高学年ぐらいになると写実的な絵を描ける人間が友達などから煽てられ、褒められるからだ。でも、それは本質的ではない。確かに、上手な絵を描くには才能が必要だと思う。ただ、だからといってそれが良い絵であるか否かはまた別の話だ。

それと対象に、自由な線で描いていると周囲からのバッシングを受ける。「下手だ」なんだと言われる。つまり、絵の良さや才能のベクトルが多くの人は、写実的かどうか上手いかどうかだと思い込んでいるが断固として、この考えは間違えである。

絵のベクトルはたった一つで、本人の絵を描きたいという熱量のみである。

僕が今回ここで言いたいのは、自分には絵の才能が無いと幼い頃に諦めてしまった人にも、どんな人であれ絵の才能は万人に備わっているということだ。決して他人からの評価で諦めないで欲しい。

それが多様性のある世界を形作ると僕は思っている。

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