日経新聞の読みどころ2/17朝刊
おはようございます。
今日は電子書籍の日です。
−−−【日経新聞の読みどころ2/17朝刊】−−−
① タイ 小売りの雄、欧州標準 セントラル、英百貨店買収 6000億円規模 高級ブランド導入狙う ネット集客手法も吸収(15面)
② 転職市場、50代の年収上昇 昨年30万円高 中小、大手ベテランに食指 若手即戦力採れず代替(19面)
③ 父親が家事・育児、十分するには? 仕事・通勤、9時間半以内に 国立機関分析 環境作り必須(43面)
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① タイ 小売りの雄、欧州標準 セントラル、英百貨店買収 6000億円規模 高級ブランド導入狙う ネット接客手法も吸収(15面)
タイの小売り最大手セントラル・グループが欧州で百貨店の買収攻勢をかけている。
このほど英国の高級百貨店グループを買収する方針を発表。
欧州の店舗数は約2倍に膨らむ見通しだ。
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最近、タイの記事を日経新聞で目にすることが増えている気がします。
今朝も13面と15面でタイ関連の記事が載っていました。
さて、話を戻して、セントラル・グループとはタイの小売財閥企業で、今回、世界最高の百貨店の一つともされるセルフリッジズを約6240億円で買収する方針だといいます。
この買収が割高と見る向きもありますが、ネット集客手法に長けるセルフリッジズのノウハウを吸収できれば、時間を買うという観点から悪くはないといえそうです。
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② 転職市場、50代の年収上昇 昨年30万円高 中小、大手ベテランに食指 若手即戦力採れず代替(19面)
転職市場で50代の初年度年収が上昇している。
中途採用の人材としては敬遠されがちな年齢層だが、市場の主力の30代前半までの即戦力を採用できない中堅・中小企業がベテランの大手企業出身者に食指を動かす。
若年層を中心とした人手不足という労働市場の構造的な問題もミドル世代の求職者と即戦力を求める企業の利害を一致させ、転職市場の流動性を加速させる動力となっている。
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この記事は人生100年時代にあって、長く働きたい、特に大企業のミドル層には福音となるでしょう。
安定した大企業での職を辞してでも、中小企業に転職するのは、多くの大手企業が役職定年制度や再雇用制度で、明るい未来が待っていないことが大きいでしょう。
ただ、大企業出身だからという訳ではなく、そこには確固たるスキルを持ち、その中小企業で活躍の場があることが求められます。
これからのライフシフトを考えている方は、現在のスキルを棚卸し、よりブラッシュアップすることに取り組んでいく必要があるでしょう。
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③ 父親が家事・育児、十分するには? 仕事・通勤、9時間半以内に 国立機関分析 環境作り必須(43面)
6歳未満の子どもがいる父親が家事・育児に十分な時間を確保するには、1日の仕事・通勤時間を9時間半以内にすることが必要。
国立成育医療研究センターは、父親の生活時間に関する分析結果を公表した。
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16年のデータでは、父親の仕事と通勤の時間が「12時間以上」が最多の36%で、10時間以上で69%を占めたそうです。
日本全国の通勤時間の平均(片道)が40分弱というデータがありますので、仕事だけでも10時間以上の方々が多いことになります。
賃貸住まいであれば、職住近接にできるように職場の近くに引っ越しすることも可能でしょう。
後は、やはり自らの生産性を高める努力も必要となってくるでしょうね。
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【編集後記】
「シングルタスク」を読んで、生産性を高める方法を色々と思いついています。
アナログだと習慣化しにくいので、今朝はiPhoneの「集中モード」で色々と設定しました。
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今日の読みどころは以上です。