シンエヴァ 終劇

シンエヴァ観てきました。遂に新劇場版の終劇でした。

漫画版のラスト、地上波テレビ・まごころを君にを読破視聴済みだった自分としては驚きと納得の連続でとても面白いものでした!20代ということでリアルタイムで追うことが出来たのはQからだったのですが綺麗に終劇を迎えるように尽力してくれた庵野監督やその他制作陣には感謝です!

ネタバレ

あり

映画序盤でシンジと黒綾波がニアサードを生き残った人達の村で過ごすパートはポカポカしました。なんと生き残っていたトウジたちや集落の人々と黒綾波の日常パートは見てて初々しいなぁとか思いました。

時間は進んで、ヴンダーの人達がゲンドウを止めに行くパートも面白かったです。マイナス宇宙だったり新しい槍だったり、アナザーインパクト、etc.....新しい専門用語多すぎて逆にクスッと笑ってしまいました。ですがその専門用語もそこまで深い意味はなく状況の説明や補足の為のものと自分なりに納得して観ていました。新世紀を意味するニュージェネシス?的な言葉が出てきたときはおおっとなりましたね。

そして最終決戦ゲンドウとシンジの精神世界のパート。シンジの記憶を元にミサトさんの部屋や中学校教室でバトってるのは笑いました。撮影現場やミニチュアのビル群もそこが作られた曖昧な世界っぽさを表現してる気がしました。さすがにミサトさんの家のときは吹きました。あとシンジくんのシンクロ率が無限だったり色々パワーアップしてるとこもぷぷっとなりました。

そして精神世界を経てゲンドウの意図が全て説明され今までの謎や考察がはっきりして行くパートはワクワクが止まりませんでした。漫画版で描かれていたユイとゲンドウの会合だけでなくゲンドウの生き様まで細かく説明されていましたね。あと式波アスカが綾波と同じくクローンだったのは衝撃でした。一番びっくりしたまである。

そしてカヲル司令とリョウちゃんのパートも面白かったですがあそこはとても意味深なシーンでしたね。ゲンドウととても近いまたは一部のような事を示唆しているんでしょうか。

そして終劇パート。テレビ最終回やまごころを君にの時のような実写と絵コンテを合わせた表現には懐かしさと鳥肌が抑えられませんでした。やっぱりエヴァと言ったら精神世界の描写とメタ表現ですね。そして駅にみんなが集まっているシーンは漫画版ラストを彷彿とさせられました。カヲルくんとレイが結ばれていたような描写はもしかしたらユイとゲンドウがまた違った形で出逢うことが出来たことを表しているのかもしれないですね、ほろっときました。そしてシンジとなんとマリが結ばれるという衝撃エンド。これはアスカの生まれの経緯と同じくらい驚きました。新劇場版ではマリがいた事で続いていた世界の無限ループから抜け出すことができエヴァも無くチルドレン達が幸せに生きていくことができたのかもしれません。

アニメ版のカヲルくんと新劇場版のカヲルくんが同一人物であった描写含め今までのループのような伏線も見事回収しここまで綺麗に終劇まで導いた庵野監督にはほんとに感謝しかありません。とても満足でした。最後ミサトさんが髪を解放するシーンやアスカとマリが旧NERV本部に効果していくシーンも鳥肌が止まりませんでした。


めちゃくちゃ面白かったーー!!!!

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