『あやかしトライアングル』第1巻のあらすじと雑感
あらすじ
有害な妖(あやかし)を退治する祓人をしている風巻祭里は、幼なじみの女の子の花奏すずが、妖の王シロガネ(猫)に襲われるところを封印術を使い助ける。自分を踏み台に2人の仲が進展することが許せないシロガネ(猫)は、秘術を使い祭里を女へと変えつつ、大部分の力は奪われたつつも封印は免れる。シロガネにトドメを刺すと男に戻れなくなる祭里は、飼い猫として手元にシロガネを置きつつ、女としての学園生活を送り始める。
登場人物
風巻祭里
代々祓人をしている風巻家の少年。中学生の頃から、妖巫女であるすずを守るために祓人を継ぐ。また、恋愛感情がまだないらしく、すずのことは友達や憧れの対象でしかない。女になった後も、一人称が俺だったり学校の男子トイレに行ったりしまったりと、女性としての自覚はない。祓人としては未熟なところはあれど強い。
花奏すず
子供の頃から妖が見える少女。幼い頃は妖が見えることで周りから気味悪がれていたが、同じく妖が見える祭里と仲良くなり、今では恋愛対象として祭里のことが好きである。妖巫女と呼ばれる妖を引き寄せる体質をしており、妖の王であるシロガネに狙われる。祭里が男に戻る可能性を消さないために、シロガネにトドメを刺すことを禁じている。とはいえ、祭里であれば女の子同士でもいけてしまうのではないかとも思っている。
シロガネ
妖の王。本来の姿は迫力あるが、普段はギャグっぽい姿の猫である。喰うと妖力を高められるといわれる妖巫女であるすずを喰らおうとするが、祭里に大部分の力を封印された挙句、すずとの関係が進みそうな雰囲気を許せず、八つ当たりとして祭里を女にする。封印された力を取り戻し、すずを喰らうべく虎視眈々と祭里を狙っているが、人間界で普通の猫と暮らすのも満更でもなさそうである。
鳥羽弥生
すずの中学校からの友達その1。釣り目の三白眼。太ももやお尻を触ったりおっぱいを揉んだりセクハラする。
月丘ルーシー
すずの中学校からの友達その2。人のことを「〇〇氏」と呼び、語尾は「っす」とつける個性豊かな子。
二ノ曲宗牙
祓人。祭里をライバルと思っていたが、女になって戸惑う。そして、女性に免疫がない。
雑感
女の子を守るために、主人公が悪と戦うという少年漫画の王道のストーリーです。女の子に囲まれる主人公というのは難しく、いけ好かない男であればたちまち読者から嫌われてしまいます。
その解決策がコレです。
主人公を女に変えてしまえばいいということですね。
天才です。
男の主人公が女になるのは、『らんま1/2』という作品がありましたが、あちらは男にも女にもなるのに対して、『あやかしトライアングル』は女に戻るのはなかなか難しそうなところが違いますね。
内容としては、今のところ正直なんてことはなく、王道にこれからも展開していくんだと思います。また、女の子が可愛ければそれでいいという話でもあると思います。これからエッチな展開等も期待出来そうです。それで十分楽しめるものですね。
ボク的に一番響いた子は弥生ちゃんですね。三白眼の子って可愛いですよね。縞パンと筋に作者のこだわりを感じます。最高ですね。
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