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名バイプレイヤーズ
引き続きサロン・デュ・ショコラpart2の戦利品
Christine Ferber
パティシエールの先駆者的存在。1998年にシャンペラー&パティシエ連盟最高パティシエ賞を受賞。2018年、フランスの最高勲章レジオンドヌール勲章受章。2020年にお店の創設 60周年。2021年には日本外務大臣表彰授与。
そんなブランドからハーブとスパイスをテーマにしたコレクションボックスを購入。
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いずれもガナッシュ部分はマンジャリというチョコ。
カカオ分は64%で甘さを抑えており、フランボワーズやスグリなど赤いベリー系の華やかな酸味と風味が特徴。
そのため、ハーブやスパイスの爽やかさとマッチしている。
左上から順に
・Menthe(ミント、ハッカ)
いわゆるチョコミントとは全く別物で、味は普通にビターチョコ。
後味がすーっとするだけ。
カカオの酸味、爽やかさをミントでエンハンスしてるイメージ。
・Cannelle(シナモン)
シナモンと聞くと口に入れた瞬間に感じるかと思ったら優しくふんわりと香る味。
ガナッシュが甘み控えめなため、シナモンの甘い香りでも甘ったるくならない。
・Thym(タイム)
中味にタイムの爽やかさ、青臭さを感じる。
・Badiane(スターアニス)
スターアニスが急に現れて急に消える。
流れ星かな??
・Vanille(バニラ)
乳感が濃いめに感じる。
・Poivre(こしょう)
文字通りスパイシー。
・Cardamome(カルダモン)
生姜の仲間ということもありツーンとくる香りが特徴
・Pain d'épices(香辛料を使ったパン)
どういうこと?って思った名前。
でもたしかにパンを食べてる印象を受ける。
シュトーレン的な感じ。
・Romarin(ローズマリー)
ここに来てまさかの重めの印象。
ローズマリーが後伸びする香りだからかな。
全体的に余計な要素はなく、シンプルな味作り。
ガナッシュ部分も全部同じだし。
ハーブやスパイスとチョコの組み合わせを楽しんでほしい、って作り手の思いを感じる。
あくまでも主役はチョコ。
だけどハーブやスパイスはちゃんと存在感を放つ名脇役、という感じ。
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