子どもも大人も読みたい、原爆がテーマの本12選【2024年、日本のノーベル平和賞受賞で話題】
2024年のノーベル平和賞は、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が受賞しました。原爆のことをみなさんはどれくらい知っていますか? 物語や学習まんがといった児童書から、大人にも読んでもらいたい書籍まで、原爆を知るための本を紹介します。
原爆を物語で読む
『ヒロシマの風 伝えたい、原爆のこと』
現代の小学生の目線で原爆を追体験する書き下ろしストーリーと、実際に原爆を体験した人たちが作った原爆詩20編を収録。俳優 吉永小百合の平和への願いが詰まった一冊。
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『ナガサキの命 伝えたい、原爆のこと』
突然の母との別れ、混乱する浦上の町のようす、救助に当たる父の姿……。これらはすべて「本当にあったこと」なのです。3歳で実際に原爆を体験した筒井茅乃さん作「娘よ、ここが長崎です」の物語ほか、原爆詩6編と手記2編を収録。
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『[コミック版] はだしのゲン 青麦ゲン登場の巻』
1945年8月6日。たった一発の原子爆弾で廃墟と化したヒロシマ。父・姉・弟を奪われながらも、たくましく生き抜くゲンとその家族を描いた長編マンガ。
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『ラグリマが聞こえる ギターよひびけ、ヒロシマの空に』
戦争と原爆を乗り越えて、今ふたたび美しい音楽を響かせるようになった広島の「被曝ギター」。被曝ギターを題材にして生まれた、心に平和と音楽を届ける小説。
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『ヒロシマをのこす 平和記念資料館をつくった人・長岡省吾』
原爆のむごさを今に伝え、「ノーモア・ヒロシマ」を静かに訴えかける広島平和記念資料館(原爆資料館)は、ひとりの男の執念と努力によって誕生した。その名は長岡省吾――。資料館の誕生秘話や初代館長でもある長岡の知られざるエピソードを紹介。
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原爆を歴史学習まんがで読む
『日本の歴史 15 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成』
真珠湾を奇襲攻撃してアメリカとの戦争に突入した日本だったが、しだいに劣勢に。やがて、広島そして長崎に原子爆弾を落とされついに無条件降伏を受け入れる。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』15巻は、戦争から現代への歴史の流れがわかる一冊。
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『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史2 戦中・戦後の日本』
日本と世界の近現代史をひとつの流れで詳細に描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』。第2巻「戦中・戦後の日本」では、第二次世界大戦での世界の国ぐにの動きと、原爆投下により無条件降伏した日本が戦後復興していく過程をこまやかに描く。
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『世界の歴史 16 第二次世界大戦 一九三九~一九四五年』
1939年、ヒトラーに率いられたドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まった。刻々と変わる戦況、複雑に絡み合う各国の思惑、日本に原爆が投下された過程、開戦から終戦までの世界の動向をていねいにたどった歴史学習まんが。
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大人にも読んでもらいたい原爆・戦争の本
『太陽の子』
ふうちゃんが六年生になった頃、お父さんが心の病気にかかった。お父さんの病気は、どうやら沖縄と戦争に原因があるらしい。なぜ、お父さんの心の中だけ戦争は続くのだろう? 著者渾身の長編小説!
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『新世界』
第二次大戦が終わった夜、原爆が生まれた砂漠の町で一人の男が殺され、混沌は始まった。原爆の父・オッペンハイマーの遺稿の中で、世界は捻れ悲鳴を上げる。人間の原罪を問う、至高のエンタテインメント。
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『届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び』
原子爆弾開発の契機を作ったとされる科学者、レオ・シラード。ナチス打倒を目的とした提案は戦局の変化により、日本へと向けられる。広島、長崎への投下直前、中止を求めてシラードは70名の署名を大統領に送った。
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日本がノーベル平和賞を受賞したのは50年ぶり。これを機に、ぜひ原爆についての本を読んでみてくださいね。