政策目標③「生きる」を楽しむ 〜地域・経済活性化〜
はじめに
2020年、新型コロナウイルスが蔓延しました。多くの活動が自粛となり、経済活動が低迷しました。知り合いの飲食店の皆さんも大変な状況でした。できることをと思い、お店のテイクアウトをしたり、商品の紹介をSNSにて行いました。しかし、個人として行うのには限界がありました。そこで、区内の経済が活性化できるしくみを制度を通じて作っていきたいと考えるようになりました。
また、区内の消費者である皆さんも、自宅や職場の他に、地域内に一つでも居場所ができるよう地域を活性化していきます。
そこで、以下の三点を政策目標として掲げます。
・区内での消費・活動の推進
・チャレンジする人のサポート
・ブランディングの支援
・区内での消費・活動の推進
区内での消費の循環や、区外からの消費者の呼び込みについて、その強化を行っていきます。
区内での消費の循環については、まずは、「区内消費デー」の制定です。特定の日を、区内で消費する日として、官民一体となって取り組む事により、その日の区内での消費の向上にもなりますし、今まで行ったことがないお店を開拓する事にも繋がります。また、そこで知り合った人との交流も生まれ、地域の活性化に繋がります。
また、区外からの呼び込みについてです。
板橋区は、池袋や新宿から電車一本で来ることができます。「少し足を伸ばして板橋区に行きたい」と思ってもらう、そのきっかけを作ることができるよう、取り組んでいきます。
・チャレンジする人のサポート
起業をしたい人、資格を取得してステップアップしたい人をサポートします。
自ら目指すものがある人を応援すること。その人自身が「より良く生きる」ことに繋がっていきます。
支援の方法としては、起業のサポート、資格取得費用の助成が挙げられます。これらを行っていくためには、しっかりとした条件の設定も必要になります。
また、やりたいことがある人をサポートする事は、区政における「人への投資」となります。
区内で起業し経営する、または区内外で仕事をする人が資格を取得してステップアップしていくことにより、税収の増加にもつながると考えます。
・ブランディングの支援
チャレンジする人へのサポートにも関わりますが、区内企業の海外市場開拓を促進し、本区経済の国際化を目指します。それにより、「板橋」の商品のブランディング化を支援していきます。
円安により輸入品の物価が高騰した際は、逆に、輸出品においては割安に海外で販売することができます。
円高の際には国内流通を優先させたり、円安の際には世界に向けて輸出したり、世界を市場として柔軟な販路を持つことは、経営の低下を防ぐことにもつながります。
企業の皆さんが、国内、海外に発信できるブランディングを行う支援を行っていきます。
さいごに
地域・経済活性化は、板橋で「より良く生きる」ことに繋がります。企業がより良い経営ができるよう、そして、消費者も自分の生きがいを見つけたり、居場所を作って行くこともできます。
また、経営者にとって経営の安定化は「生きる」こと、そのものです。
生きること、よりよく生きることができるよう、経済面でのサポートを行っていきます。