流れに身をまかせながら
子育てじゃないことを書こう。
と思っても、どうしても私からあふれる言葉は
子どもの話ばかりになってしまう。
子育てじゃないことを書こう。
そう思うのは、
子ども最優先な自分が
嫌いだったから。
子ども最優先なあまり
子育てにエネルギーを奪われて
自分のやりたいことをやるエネルギーがない
子どもが体調不良で
ドタキャンする可能性があるから
できるだけ確約したくない
新しいことに挑戦しようと思っても
心も時間も余裕がない
そんな子育てを言い訳に
やりたいことにブレーキをかける
自分が嫌いだった。
どんどん冒険をしなくなる自分が
つまらなくて退屈に感じた。
世の中、働きながらも
子育ても頑張っているお母さんもいる。
何で自分は器用に生きられないんだろう?
って思うことも多々あった。
いろんな生活が見えてしまうからこそ
世界が広がる一方で、苦しくなることもある。
でも、どれも切り取った世界。
どの生き方が正解かなんて…..ない。
私は子どもを育てている。
それだけで十分なのかもしれない。
子どものお陰で、知らない世界もたくさん知った。
のりものや虫に詳しくなった。
風邪や病気にくわしくなった。
地球の未来について考えられるようになった。
もしかしたら、人生最大の冒険をしているのかもしれない。
あ〜私は子どもたちを大切に思っているんだな。
でも、この愛情は子どもたちに伝わっているのかな。
夜中に汗ダグで寝苦しそうにしている息子を
着替えさせて冷たい枕で冷やしてあげたり。
仕事が終わったら急いで車に乗って
10分でも早くお迎えに行けるようにしたり。
必死になって子どものために動ける自分は
嫌いじゃないって思った。
嫌いだと感じていたのは、
母という自分に慣れていない「違和感」だけだったのかも。
違和感を感じながら、
新しい自分になっていけばいい。
誰でも小学校を卒業するように
私もいろんなステージを卒業して
また次の舞台を生きる。
きっと、人生ってその繰り返しなのかもね。
変わりゆく世界の中で
ずっと変わらない自分をつくるほうが無理がある。
流れに身を任せてみよう。
きっと、これからも私は変わっていく。