大島紬とアールデコ帯で美術館へ
先日、お友達と一緒に、山梨県立美術館で開催されている【クールベと海】展に行ってきました。
昔から、クールベ、好きだったので、実際に美術館で鑑賞できるのは嬉しかったです。
クールベというより、ターナー、コンスタブルという、海を描く画家が好き…という方が正しいかな。
もともと美術館巡りは大好きで、ロンドンやパリに行った時も、買い物はほとんどせずに、美術館に入り浸っていました。
祖父が画家で、幼い頃から様々な画家の話を聞かされていたのが、影響しているのだと思います。
美術鑑賞にはちょっと洋風を加える
着物で美術館に行くのは、着物を着始めた時からの憧れでした。
日本画より、西洋画を見る方が多かったので、着物コーデにも、洋風な要素を入れる方が、なんとなく落ち着く感じ。
今回、イチロウヤさんで購入したアールデコの帯と、源氏車柄の大島紬を合わせました。
藍大島なので、帯によって粋にも、渋めにもできる着物ですが、どちらかというと、カジュアルな雰囲気にしたかった。
源氏車は、何故かハマっている柄で、「源氏車コレクター」と化していましたね。
源氏車柄の着物を見つけると、ついつい欲しくなってしまいます。
アールデコ柄の帯って、なかなか売っていないので、イチロウヤさんの復刻版はありがたかったです。
アンティークの昼夜帯に、こういう素敵な柄があるのですが、短かったり、痛みがあったりしますから。
帯周りの小物には、なんとなく秋色を入れてみましたよ。
春だったら、もっと爽やかで、淡い色に帯締め、帯揚げを使ったでしょうね。
季節によって、同じ着物でも、雰囲気が変えられるのが、着物の良いところだなあと思っています。
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