yoloz magazine

想いを量る。 作り手の新鮮な想いを直接届ける場所でありたい。 HACARIは、農園直送にこだわった「野菜の量り売り」を中心に、直接買い付けをしている加工品や手作りのお惣菜を販売する、想いと旬を届ける食のジェネラルストアです。 作り手の想いを量り、量りに乗せて。

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想いを量る。 作り手の新鮮な想いを直接届ける場所でありたい。 HACARIは、農園直送にこだわった「野菜の量り売り」を中心に、直接買い付けをしている加工品や手作りのお惣菜を販売する、想いと旬を届ける食のジェネラルストアです。 作り手の想いを量り、量りに乗せて。

最近の記事

花言葉は「幸福な家庭」いちごで届ける幸せのカタチ。

日々のちょっとした幸せを感じて欲しい。そんな想いが込められている新潟県 上越市にある、いちご農園「苺の花ことば」。今回は代表の高橋和樹さんにお 話を伺いました。 キーワードは“幸せ” 苺じゃなくてもいいんです。 僕は元々地元の愛知県で、多忙を極めるサラリーマン。当時新潟県に住んでい た、後に妻となる彼女と遠距離恋愛をしていました。久々に会う彼女とのデー トでいちご狩りへ行くと、そこはケーキ屋さんを併設している大きな農園でし た。そこで仕事をしている風景やお客さんの多さなど

    • 発見!農家も消費者も子どもたちの未来も明るく照らす廃棄野菜のアップサイクル

      発廃棄される果実や野菜を加工して付加価値を付ける。そんなアップサイクルに取り組んでいる株式会社hakken。今回は広島officeの生産責任者である、田川美帆さんからお話を伺いました。 初めて目の当たりにしたフードロスの現状社長の一声でスタートした廃棄野菜の加工 日本の食品ロスは1年間で612万トン(毎日国民1人がお茶碗一杯分の食品を捨てている量)。なんとなく耳にはしていたけれど、私がこのことを深く知ったのは入社後のことでした。毎日たくさんの食品が廃棄されている反面、日本

      • 笑顔と元気の循環を日高町から届けたい。フルーツほおずきを育てる野澤夫妻の歩みとこれから

        北海道は沙流郡日高町に「フルーツほおずき」を栽培する夫婦がいます。のざわ農園の野澤裕二さんとみゆきさんです。メロンやお米を育てる農家の息子として育ったご主人と、「結婚して初めて」農業に触れた奥様。フルーツほおずきとの出逢いから農業に懸ける思いまでを、奥様のみゆきさんに語っていただきました。 信州との繋がりから舞い込んだ「フルーツほおずき」 私たちは今、夫婦で営む農園でフルーツほおずきやとうもろこし、メロンなどを栽培しています。農園のある日高町は競馬をされる方ならご存知かも

        • 日本の四季の恵みをドライフルーツにぎゅっと詰めてー。自由が丘のドライフルーツ店が体現する“フルーツが繋いだ縁”

          東京都目黒区自由が丘で国産・無添加にこだわったドライフルーツを販売する「ドライフルーツのお店アラカルト」。生産地の管理から加工、販売までに携わるのが藤重明美さんです。自然の恵みを大切に今日も店頭に立つ藤重さんの、これまでの歩みについて伺いました。 「日本のドライフルーツも食べてみたい」という想い この仕事を始める前から、私自身ドライフルーツがとても好きでした。ただ、今でこそ素材の味を生かしたようなものも多く出てきていますが、15年ほど前のドライフルーツと言えば、保存料がた

        • 花言葉は「幸福な家庭」いちごで届ける幸せのカタチ。

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          農業を日本一かっこいい職業にする!熱量を武器に、狙うは逆転ホームラン

          滋賀県草津市に農業のイメージを変えようと奮闘する若きチャレンジャーがいます。メロンや水菜を栽培する、横江青果の横江巧真さんです。小さい頃から身近にあった農業も、何を隠そう長らく「ダサい」と嫌っていた職業。今に至るまでの変遷と、将来に向けた展望を伺いました。 実家は農家、だけれども「俺は絶対にならへん」 今でこそ農業を生業にしている私ですが、子供の頃の自分がそれを聞いたら絶対に信じない。そう言えるほど、自分が農家になるとは全く思っていませんでした。実家は農家だったわけですか

          農業を日本一かっこいい職業にする!熱量を武器に、狙うは逆転ホームラン

          “博士”から受け取ったアップルバナナを育てて海の向こうに広がる夢に向かって、一歩ずつ前進

          沖縄県名護市、暖かい気候の続く土地に、アップルバナナを始め果樹や野菜づくりに奔走する農家があります。荘司幸一郎さんの営む「マルエスファーム」です。沖縄という地に惹かれ、大阪から沖縄へ移り住んだのが6年前のこと。「色々な仕事をしてきたからこそ、今がある」と充実感を滲ませる荘司さんにお話を伺いました。 やっぱり“戻りたくなった”沖縄という土地 私の生まれは大阪府。学生時代はもちろん、就職してからもしばらく大阪で過ごしていました。その頃の職業は大工。今とは随分違うなと思われるか

          “博士”から受け取ったアップルバナナを育てて海の向こうに広がる夢に向かって、一歩ずつ前進

          自身も立派な“農家”へ。渡邉さんが今思う農業の魅力や、今後に向けたお話

          千葉県山武市で「ソムリエファーム」を営む渡邉 剛さん。農園自体は幼少期から家族が経営しており、「いつかは自分もやることになるのだろう」と思いながら、一度は別の道を歩んでいたと話します。それが今では、自身も立派な“農家”へ。渡邉さんが今思う農業の魅力や、今後に向けたお話までを伺いました。 母が高級デパートで「ルバーブ」と出会って そもそもの話になってしまうのですが、皆さんは「ルバーブ」を召し上がったことがあるでしょうか?おそらく、「食べたことない」という方や「そもそも何のこ

          自身も立派な“農家”へ。渡邉さんが今思う農業の魅力や、今後に向けたお話

          私の持つ資源を未来に繋げるその日まで―。 沖縄特有の農作物を生産する金城さんの足取り

          沖縄県名護市で農作物の栽培から加工・販売までを担う、ネクストステージ沖縄合同会社。その代表を務めるのが、今回お話を伺った金城恵子さんです。「沖縄のものをもっと広めたい」という思いから、既に扱っているものだけでも、よもぎ、島唐辛子、落花生、パイン、マンゴー…と実に多品種。今回「旅するチーズケーキ」で使わせていただいたよもぎについてはもちろん、金城さんご自身の将来的な目標までを伺いました。 小ロット多品種、6次産業を究める道のり 私たちの会社では、ただ農作物を生産するだけでなく

          私の持つ資源を未来に繋げるその日まで―。 沖縄特有の農作物を生産する金城さんの足取り

          キウイ栽培の原点に立ち、日本の将来へできることを模索する

          静岡県掛川市でキウイ農家を営む平野耕志さん。とは言っても、いざサイトへアクセスすると、BBQにキャンプ場、動物とのふれあいなども催されています。「お客さんの入り口を広くして、そこから農作物への関心にも繋げていきたい」と話す平野さん。その思いに至った経緯やこれからのことを伺いました。 キウイの国内栽培は、私の父がパイオニア 私の家は、父の代からキウイ農家でした。1976年にアメリカへ農業研修に出かけたそうなのですが、その時に訪れた果樹研究所で、みかんの隣で栽培されているのがキ

          キウイ栽培の原点に立ち、日本の将来へできることを模索する

          農家を支えるエンジニアから「紅ほっぺ」に恋をして農家になった話

          静岡県伊豆の国市でいちご農家を営む藤尾純さん。なんと元々は全国の農家を回るセールスエンジニアでした。いつか農家になんてことは全く考えていなかったと話す藤尾さん、その運命を一転させたのが静岡の「紅ほっぺ」との出逢いでした。農家の道へ舵を切り、早16年。これまでの歩みからジュンサンベリーファームならではのこだわりまでを伺いました。 農学部から農業資材の会社に勤めるサラリーマンへ 昔を紐解けば、私も多くの皆さんと同じくサラリーマンをしていました。大学で農学部にいた縁もあって、農業

          農家を支えるエンジニアから「紅ほっぺ」に恋をして農家になった話

          「コウ果樹園のみかん」を買ってくれる人のため 価値を高める終わりのなき旅を、思いに引き寄せられた仲間と歩む

          愛媛県八幡浜市でみかん農家を営む二宮江さん。先祖代々、遡れば60年以上前からみかん農家だったはずと話す二宮さんも、「継ぐつもりは全くなかった」とかつてを振り返ります。ですが、今では「おいしいみかん」のために1年を費やす、立派な農園の主に。今に至るまで、そしてこれからに向けた思いまで、お話を伺いました。 跡継ぎなんて、と思っていた自分が振り向く「父のみかん」 私は実家がみかん農家で、当時は祖父も同じく営んでいましたから、幼少期から「農家」という仕事を身近に見てきました。ただ、

          「コウ果樹園のみかん」を買ってくれる人のため 価値を高める終わりのなき旅を、思いに引き寄せられた仲間と歩む

          天空のもとで育まれた柚子は黄金色の陽を浴び、やがて世界の舞台へ

          徳島県三好市の山あいにある、柚子農家の中村農園。元々徳島県という土地は柑橘系がよく育ち、全国的に有名なスダチを始め、八朔やみかんを育てる人も多いと言います。そんな土地柄で、数年前から柚子農家として歩みを進める中村博さん。サラリーマンからの転身から今後に思い描く目標まで、じっくりお話を伺いました。 過疎が進むふるさとを目にし、農業への貢献を志した 私の両親はかねてから柚子を育てる農家でした。「だから後を継いだのか」と思われるかもしれませんが、私自身はずっとサラリーマンをしてい

          天空のもとで育まれた柚子は黄金色の陽を浴び、やがて世界の舞台へ

          自分にとって必要なものを追いかけた先に―。 りんご農家を家族で営む、今と未来図

          青森県弘前市で、りんご農家を営む小倉さんご家族。主である慎吾さん自身は実家がりんご農家だったものの、「自分がやるとは思ってなかった」と話し、一度は都会暮らしへと移ります。そこで見つけた“自分にとって必要なもの”とは―。二人三脚で農園を支える奥様とともにお話を伺いました。 都会で気づいたことは“必要なものは田舎にある” 慎吾さん:私自身は両親がりんご農家だったわけですが、正直なところ、“親に憧れて”みたいな経緯でここに辿り着いたわけではないんです。ただ、一度都会に出て暮らして

          自分にとって必要なものを追いかけた先に―。 りんご農家を家族で営む、今と未来図

          じっくり、しっかり、私たちの"旨味"を全国へ さつまいもの営業が引き出さんとする未来とはー。

          「ぶっちゃけたことを言えば、営業がしたいという気持ちの方が先だった」と、さつまいも農家で働くことを”偶然”のように装った柳本さん。もちろん言葉に嘘は無いでしょう、ただその偶然はあたかも必然だったかのように、インタビュー中も「プロ」の顔を覗かせてくれました。何が彼をそうさせたのでしょう?そして、思い描く未来とはー。 私がとび職から農家の門戸を叩くまで 私は正直なところ、最初から農家の仕事に興味があったわけではありません。地元でとび職として働いていたときに、親を通じて「くしまア

          じっくり、しっかり、私たちの"旨味"を全国へ さつまいもの営業が引き出さんとする未来とはー。

          1枚のチラシから始まった富士宮での農業 落花生を通じて、地域と農園の未来を奏でる

          静岡県富士宮市には、古くからの食文化として、落花生を食べる習慣があると言います。旬の時期に近づく8月下旬ともなると、地域の直売所には落花生が所狭しと並び、それを聞きつけた住民が長い列を成す…そんな話を冒頭にしてくれた、やさし菜農園の谷﨑拓道さん。さぞ富士宮にゆかりがあるのだろうと思いきや、生まれも育ちも東京とのこと。この地そして落花生への出会いについて、今回お話を伺いました。 東京のミュージシャンが富士宮にたどり着くまで 私自身、もともと農業をやっていたのかというと全くそう

          1枚のチラシから始まった富士宮での農業 落花生を通じて、地域と農園の未来を奏でる

          “食”へのプライドは思わぬところに顔を出す。 元コックが出逢いと信念で育て上げる、いちじくの魅力

          オンライン取材のURLを開くと、そこに写ったのは根本さんそして健やかに葉を伸ばす木々たち。そう、その植物こそが今回の主役“いちじく”です。ホテルの料理人というキャリアを持つ当人はさぞかし味や調理法へのこだわりを語ってくれるのだろうと思いきや、あっさり「パティシエじゃありませんから」と切り返す潔さ。ますます気になった私たちは、果物との出会いから今後の展望までをじっくり伺いました。 コック時代から毎年1本ずつ植え続けたいちじく私は元々ホテル勤めの人間。コックとしてお客様に出す料

          “食”へのプライドは思わぬところに顔を出す。 元コックが出逢いと信念で育て上げる、いちじくの魅力