できるだけ、嘘の少ない生活を送りたい
「ちゃんと反応してるの、いいですね」
今日、仕事の時に同期の人が言ってくれた一言。
3日前に入社したばかりですが、
緊急事態宣言下ということで2日目かリモートにて仕事。
研修の真っ只中なので、毎日オンラインにて講義を受けている。
研修中はマイクオフ、カメラオン状態なんだけど
話を聞くなり、映像を見るなりしている時に
頷いたり、笑ったりしているのを
その同期が見てくれていたみたい。
直接のコミュニケーション時にも気を付けていることとして
「ちゃんと反応をする」ということがある。
その"ちゃんと"というのは
気持ちと表情と言葉や声がマッチしている状態でいたい。
分かりやすい例えだと
真顔で「ウケる~」って言っちゃう、とか。
少し前までは、大丈夫じゃない時に
笑って「大丈夫」って言うような癖があったので
それを直したいと思った時に
気持ちに嘘をつくことや、
気持ちを表情に出さない、とか
声に思いを乗せない、ということをやめてみた。
やめてみた、と言っても
簡単にはやめられなくて
今でも時々、嘘が混ざることもある気がするけれど、
辛い時に辛いと言えない、
そのせいでもっと辛くなることを学んだから。
辛い時に、「辛い」と言うようにしてみたら
楽しい時には「楽しい」って言いたいし
言わないとしても表情や行動にあふれ出るようになった。
悲しい時ってそんなには最近ないけれど、
きっと「かなしい~~~~」って言いながら泣ける気がする。
大人になっていくことって
愛想笑いを覚えるとか、
気持ちに蓋をして見せないようにするとか、
我慢や建前を身につけていくことだと思っていたけれど、
感情をちゃんと伝えることが
自分にとって大切なことならば、
妥協をする、我慢をする、そうじゃなく、
大切なことを大切にするための強さや覚悟を持つこと
なのかもしれないなぁと、最近よく思う。
そして、我慢や建前を身につけたとしても
その切り替えができる人であればいいんだってことも。
無邪気に生きていられた子ども時代が
懐かしいなぁとか、いいなぁなんて思っていたことも
何度も何度もあったけれど、
大人と呼ばれる年齢になって
それなりの時間を過ごしてみたけれど、
覚えたことや身についたことが多い分
選択肢だって多くなっていく。
その選択肢を勝手に狭めないように
もっとタフに生き抜きたい。
大人って、自由だ。
そう思える生き方を、ふるまいを
選べるように生きていきたい。
♢
リモートで仕事している時は
ひとりの空間で、マイクもオフなので
声出して笑ったり、
「ほ~!なるほどー!」みたいな顔芸したり、
声がなくても「聞いてますよ」が伝わるように
意識をしながら聞いている。
会話やコミュニケーションって
声ありきに思えるけれど、
声がなくても伝えられることがあると思い
リアクションするように意識はしていたけれど
第三者から改めて気付きの共有をしてもらえると
意識していたことが伝わったのかな、とすごく嬉しかった。
オフラインでのコミュニケーションがとりにくくなった今、
文字やオンラインのコミュニケーションを
もっと上手になっていきたいな。
そして、今日伝えてくれた同期みたいに
汲み取れる自分にもなりたいなぁと思えた、
こころ温まる、今日のエピソード。