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英語スピーチを3年継続したらYouTuberになっていた

実はYouTubeを始めます(撮影済み、アップロード待ちの状況)
30代半ばの平凡な会社員でも様々な選択肢の末に、自分でも思い描いていなかった未来が待っていたことに驚いている。

きっかけは3年ほど英語のアウトプットとして使用していたTwitterにメッセージが届いたことだった。
「YouTubeで英語のコンテンツを作成するために演者を募集しています」
普段DMは使用していないのだけど、ふと目に止まった連絡だったので返事をしてみた。コンテンツ内容や条件、あらゆる話が進んで先日1回目の撮影を行ってきたのが8月の末。

撮影内容は、英語で該当インタビューを行うというもの。

自分の英語力でどのくらい対応できるのか。
英語以前にコミュニケーション力は問題ないのか。
平凡な会社員が打ち出せるブランディングがあるのか。
応援したいと思ってもらえる要素はあるのか。

不安な気持ちはたくさんあって、断る理由も言い訳も何個も思い付いた。
だけどやりたい!!!!という好奇心と、自分自身を試してみたい気持ちと、コンテンツ内容が目指している目標に近いこともあって、迷いはありながらも二つ返事で依頼を受けることにした。

結果としてはぜひこれからもやっていきましょうと声をかけていただき、本日2回目の撮影が終わりました。
撮影をしたおかげで出会えた人たちがいて、聞くことができた意見があって、過ごした時間があって、あの選択をしたから今があると心から思うことができる。

振り返ってみると、人生は「あの選択をしたから」成り立っていることばかりだ。

noteのアカウントを作成したきっかけは、ノルウェーのワーキングホリデーに行く際に見つけた情報置き場・共有プラットフォームをつくることが目的だった。
マイナーな国へのワーキングホリデーだったので、どうしても情報が少なくて私自身が困っていたため「何かできることがあるんじゃないかな」と感じていた。プラス、不安や緊張の揺れ動く気持ちの吐き出し場所があるといいなと考えていた。

年齢制限の理由で最後のワーキングホリデーになるため、VISAがおりるか不安で不安で仕方がなかった。仕事も辞める手続きが進んできたのにVISAがおりなかったらどうしよう!私の人生計画いかに!!とずっと気持ちが落ち着かなかった。

VISAがおりた!やったー!!

そんなことを思っていたのに、コロナ禍に突入して再度不安期に突入。
終わりの見えないステイホーム。これは就職した方がいいのか、1.2ヶ月くらいで落ち着くならいつでも行ける状態にしておく方がいいのか。
不安じゃない人なんていなかったと言って過言じゃない2020年の春先。私もその1人。本当に不安でどうしようもなかった。

それでもnoteのおかげで、自分の気持ちを日々書き出すことで前向きな気持ちを取り戻すことが日課になった。
"「諦める」んじゃなくて「選びなおす」"
仕事はない、お金はない、外にも出れない中で時間だけはあるという状況の中で、今できることはなんだろうと必死になって考えて探してもがいていた。諦めたくないって何度も思ったし、自分自身にも言い聞かせていた。

そんな中、偶然出会った「2分スピーチ」という英語学習方法。

オーストラリアのワーキングホリデーを経て、もう一度海外に行く!と決意をしたけれど、英語力は全然足りていなくて、それ以外の能力もない。
行動力と度胸だけで生きていくには心細すぎる30歳という年齢。

何もない。
それならきっと失うものだってない。
やってみよう。進んでみよう。
何も変わらなかったとしても、それでも何もしないよりはいい。

いろんな葛藤を抱えながら始めたSNSでの英語学習アウトプット。

できないことばかりだった。
英語を話している自分を見ることは苦痛でしかなかった。
オーストラリアに2年住んでいたのにこれしかできないの?といかに努力してこなかったか実感して何度も自己嫌悪になった。
苦しい。辛い。悔しい。
そんな気持ちで毎日勉強をしていたけれど、辞めたところでまた同じ気持ちになるだけだと自分を奮い立たせて継続してきた3年と3ヶ月。

発信するだけではなく巻き込みたいと2分スピーチの企画も実施した。もっと英語をアウトプットしたいと個人でYouTubeを開設してInstagramも始めた。一つの行動から、また新しい行動が生まれていく。やりたいことがどんどん増えていく。
誰に認められなくてもいいから、自分で自分を褒められるような誇れるような過ごし方をしたい。いつかチャンスがやってきた時に掴める自分でありたい。ツイートやフォロワーが伸びなくても(ここ1年半フォロワー数は変わらない…)それが目的じゃないからと、本来の目的から目を逸らさずに向き合い続けてきた。

そんな中で声をかけてもらった。
YouTuberになりたい訳ではない。それでも、あの選択をした過去がここに繋がるんだと胸がいっぱいになった。

ワーキングホリデーに行けないならいいやと英語学習を辞める選択肢もあった。SNSで発信しない選択肢もあれば、英語学習を始めても途中で辞める選択肢もあった。良し悪しではなく歩んできた3年間には様々な選択肢があったけど、違う選択をしていたら今には辿り着けなかったということ。

これから先もいろんな選択肢があって、自分自身で選択肢を増やすことも減らすこともできる。正解なんてきっとないから、選んだ道を正解にしていくしかない。

まだまだ目的地への道の途中。
それでもあの選択をしてくれた過去の自分、ありがとう。


#あの選択をしたから

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Aina ☺︎
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