自分の中のときめきに聞いてみる
いま、勤めている会社は面白い。
今日、いまの会社を紹介してくれた人と「退職いつだっけ?」という話になった時に「もったいないねぇ…」と言われた。
実際に、入社した3年前よりも明らかに大きくなっていて社員数も増えて、仕事内容も変化している。
規模感も違う、これから先も楽しみだと思える会社で、不満がない訳ではないけれど純粋に勤めている会社が好きで未来が楽しみだと思える。
それでも退職をしてまでも、海外に出ようと思ったのは本当になんの根拠もない自分自身のときめきだった。
いまの会社に対して楽しみだなぁと思っているし、今後の展開へのウキウキは嘘じゃない。
だけど、その一員として勤めていることへのときめきが薄れている。客観的に見てときめいているのに、一員として考えた時にいまいち気持ちがわくわくしない。
人によってときめく対象はもちろん違っていて、今日話した人にとっては一員としてときめける環境なんだと思った。
それは本当にすてきなこと。
例えば、結婚して仕事を辞めることにときめく人もいれば、バリバリ仕事をすることにときめく人もいる。
いろんな知見や知識を身につけることにときめく人もいれば、専門的にひとつのことと向き合っていくことにときめく人もいる。
どれも正解で、間違いなんてひとつもない。
誰かにとって惹かれないことが、自分にとって最大のときめきになることもある。
自分自身のことだけれど迷った時に、どうしても周りに聞いてみたくなる。
本当に間違ってないのかなって、答え合わせしたくなる。
周りの目だって、まったく気にならないといったら嘘になるのかもしれない。わからない。
果たしてこれは自己満足の渦中で、だれにも何も貢献できていないことなのかもしれない。どうなんだろう、なんて考えたり迷ったりする。
だけど、答えは自分しか知らない。
楽しさも苦しさも、感じるのは自分自身でこれで良かったんだと納得できる未来を築くのも自分自身でしかない。
答えは誰も知らない。
だからこそ、自分で築くことができる。
1年後でもいい、想像したときにこころがときめいたらきっと答えはその中にある。