そうだ!LCCでミニマル旅をしよう
身軽・お気楽・お手軽なミニマル旅!
楽しんだ帰り、やらかしてしまった。。。
飛行機に乗り遅れるわ、決済エラーやら。
本当に呆れて、もっとしっかり生きていかねば…
と反省した2025年のお正月休み、最終日でした。
お恥ずかしい失敗談なのですが、
自分への忘備録として、それを元に東南アジアをLCCで気軽に旅行するためのチップも織り混ぜて、書いてみますね!
そんなこともあるのか、と対策になる?かも?笑
バリ島からクアラルンプールへ
お正月は、コタキナバル(マレーシア・ボルネオ島の都市)への旅を計画していた。
夏/南国間の旅行は、荷物が少なくて済む。
7kgの機内持ち込み荷物だけでLCCを使えば、
直行便のある東南アジア圏内なら、飛行機代はそんなにかからない。
日本からでもハイシーズンを外す&早めを意識して、
春〜秋なら荷物を少なくすることもできるだろう。
旅はぶらぶらお手軽、そして身軽でお気楽なのがいい!
そんなノリで、去年のお正月に家族3人でマレーシアのペナン島・クアラルンプール・マラッカを巡ったのが、なかなか良かった!(このことはまた追々書きたい!)
ので、今年もまた企画していたのだ。
とそこに、日本にいる妹が両親を連れて合流したいと言い出した。
調べてみると、コタキナバルへの日本からの直行便はなく、老人と幼児連れで乗り継ぎは厳しい。
うーん、でもみんなでお正月を過ごせるのであれば、それを優先させた方が絶対楽しい!
バリからも日本からも直行便でさくっと行けるところ…
乾季で距離的にも中間にあるバンコクやホーチミンも候補に上がるけど、大気汚染がひどいという去年だけ?のニュースが気になり過ぎて、結局またクアラルンプールに行くことになった。
(今年友人が何人かバンコクへ行っていたけど、特に気にならなかったみたいです)
遅れまくるLCC
日本からのお正月旅行の予約には遅い11月。
お得なホテル付き航空券パックなどはすでになく、
妹たちが見つけたのはバティックエアー便。
(インドネシアのLCC・元ライオンエアー)
まず、数日前に帰りの便が遅れるという連絡。
帰国後も余裕のあるスケジュールだったので、
遊ぶ時間も増えるし、まいっか!と言っていたのだけど、前日になって行きの便も半日遅れるとの連絡。
10時発の便に余裕を持って前泊することにした成田のホテルに、まさに今から向かうというところだったらしく、ホテルもキャンセル。
(空港近くのホテルは慣れているのか、キャンセル料はかからなかったそう)
わざわざ昼便を選んだのに、結局行きも帰りも夜便になってしまうというかなり大幅なスケジュール変更にあう。
最近あんまりそんなの聞かないけどなぁ。。
当初の到着時刻に合わせて取っていた
バリ島発の私たちのAir Asia便も最初40分遅れ、
ゲート移動してからもなかなか搭乗できず、
やっと出発かと思いきや機内でさらに30分。
結局2時間くらい遅れた。
そんなこんなで、時期だからかLCCだからか
今は飛行機は遅れるんだという思い込みが植え付けられてしまう。
荷物少めミニマル旅行のすすめ
普通に旅行したい人に、LCCはお得感が薄れる。
元々荷物や機内食を別料金にしているのは、必要ない人が過剰に払うのを避けるためなのだ。
両親と妹家族は、初海外LCCで航空券に荷物代が含まれてなかったのを知らずに、行きの便だけで5万円近く追加料金を払うことになったそう、、泣
冬などでどうしても荷物が多い場合は、必ず航空券を確認して、必要なら前もって荷物分を予約するのをお忘れなく!
ミニマル旅の理想は小さめのリュック1つなのだけど、
子どもリュックは小さいし、リュック×2に機内持ち込みサイズのスーツケース1個で、一応折りたたみバッグを入れて、帰りの荷物が増えてもok仕様でいくことにした。
少し長めの日程でも、たいがいの東南アジアの都市なら、コインランドリーやランドリーサービスに困ることはない。
バリの空港では機内持ち込み荷物の重さは特に測られず、たしか去年使ったscootでも全体の合計でオーバーしてなければ大丈夫だった。
しかし!それは空港による。
クアラルンプール空港のKLIA2(Air Asia専用)では、
機内持ち込み荷物でもスーツケースの重さはしっかりチェックされる。(リュックはノーチェック)
複数人でも合算されず、荷物1個が7kg以内じゃないと重量オーバーにされてしまう。
小さなスーツケースでも、詰めればけっこうすぐにオーバーしてしまうので、機内持ち込み7kgに+7kgを前持って追加しておくのがおすすめ!
空港を出る時、待たずにスムーズなのもいい◎
まさかの乗り遅れ、、
チェックインもオンラインで済ませて
余裕を持って空港に着き、出国手続きまでスムーズに済ませる。
搭乗時刻の12:40まで、カフェテリアでゆっくり。
お昼を食べていたのだが、最後に注文した旦那のソトアヤム(鳥のスープ)が来ない。
おかしいなと聞きに行き、やっとソトアヤムと戻ってきたのが12:40だった。
もう時間なんだよね、と言いつつ、
またきっと遅れるかな、これを食べるくらいの時間はあるかな、と食べてから向かった。(←アホ!)
今思えば、こんな写真まで撮っていた自分が恨めしい。。
1年でも時間が経つと、こうした方がよかったっていう空港での過ごし方の細かいことなんかも忘れるから、次のいつかのために残しておこうと思ったのだ。
ゲートに着くと、閉まっていてだれもいなかった。
あれ?とキョロキョロ。
黒人さん家族がやってきてOh, No…
そして中からAir Asiaのスタッフが出てきて、もう20分前過ぎてますよって。
え?まさかの定刻??乗り過ごし???
えーーーー
黒人さんたちは12人くらいの大家族で、
ベイビーもいて、いろいろ文句をぶつける。
スタッフさんは何もできないと言っていたけど、
しばらく携帯で誰かとテキストのやり取りをした後、
「上の階のX16カウンターへ行ってください」
っていうから、おー文句言えばなんとかなるもんだ
とか言いながら、団体でゾロゾロ。
さっき出国したイミグレを逆戻りしてまた入国。
ん?
X16とはチェックインカウンター脇のカスタマーサービスだった。
「あなた方はプレミアムサービス(保健付帯)にも入ってないし、チケットを変更することはできません。
今日の便にはまだ空席がありますし、オンラインで取るとお得です。」
結局そういうこと。ですよね。。
黒人さんたちは、バリ行きをキャンセルして
もう少しマレーシアを楽しむことにしたらしい。
彼らも居てくれたおかげであまり悲観的にならずに済んだ気がする、ありがとう。
気を取り直して、チケットを探す
でも私たちは帰らなきゃいけない。
近場の便だったのがせめてもの救いと慰めながら…
次の16時台の便は予約してる途中で時間が来たのか、表示されなくなった。
その次は18時台の便。
KLIA2はエアーアジア専用ターミナルで
他の航空会社だとKLIA1に移動しないといけないし…
18時台の便でいいっか、、
でも決済でエラーが出る。なんだよー泣
ちょっと気持ちが萎えてくる。
もうやだ。早く帰りたいよー
仕方なく、他を探すと
バティックエアーで17時台の便があった。
もうこれにしよう。取れた!
よし!じゃあKLIA1へ!
ふと、念の為とAirAsiaのアプリを確認すると、
え?さっきの決済エラーの分、取れてる。。。。
ガーーーン、まさかのダブルブッキング。
いや、トリプルブッキング。
この日のバリ行きの航空券を3便×3人分買った私。
エラー後せめて確認すればよかった、、時すでに遅し。
X16カスタマーサービスカウンターへ戻る。
さっきの黒人ママにも負けない強気さで
エラーが出たせいでダブルブッキングしてしまった、
キャンセルして返金してほしい!と訴える。
ケースナンバーというものを与えられ、「後でメールが来るから」って。
とりあえずほっとして、次こそは乗り遅れないよう先を急ぐ。
そのバティックエアー便は定刻通りに出て、無事バリに帰って来た。
その後のやりとり
AirAsiaからちゃんとメールは来た。
「13時発便の空港税の返金でよろしかったでしょうか?」
違います!!!
「それも返してもらえるならお願いしたいけど、
アプリのエラーメッセージのせいでダブルブッキングしたので、18時の便の全額返金をお願いします」
念のため撮っておいたエラーメッセージのスクショも添付した。が、、
「13時発便と18時発便の空港税の返金でお間違えありませんか?」と、頓珍漢なメール。
違います!!!!!!
「昨日メールで詳細を書いたように、18時発便の全額返金希望です」
はぁ、、、
毎回変わる担当者の同じようなメールに
ほぼ毎日、何回も丁寧に説明した結果、
ようやくキャンセル料を引いた額は返ってきそうな気配。
教訓
ボーディングタイムは守るべし!!
ほんと当たり前のことですよね、、
しかし慣れって怖い。完全に気の緩みでした。
今回はスケジュールを振り回されたり、
知らないと追加料金がかかったり、
昔乗り継ぎ便に乗って大変だったりもしたし
(それ以来、各自でお乗り継ぎの便は使ってない)
たまにLCCが嫌になる時もありますが、
近所を散歩するように世界を散歩できる便利ものでもあるので、上手にお付き合いしましょう。
楽しいお正月から一転、仕事も始まり
一気に現実に引き戻された先週でしたが、
書いたら、だいぶスッキリしました◎
今年も楽しく旅しましょう♪