バリ島の離島 〜レンボンガン島のマングローブの森へ〜
地図で見ると、頭でっかちな形のバリ島。
右下の方にころんと小さな島があるんですが、
よく見るとそれは3つの島で
1番バリ島に近い島がレンボンガン島です。
大きな島はペニダ島。
断崖絶壁や手付かずの自然が残る島で、
数年前に映えスポットとして人気急上昇しました。
どちらの島もバリ島・サヌールから船が出ていて、
30分とか1時間と決して遠くはないのですが、
バリ在住14年目にして先日初めて行って来ました!
美しいビーチとマングローブ、
まるで昔のバリ島のような素朴な感じなど
とても楽しかったので、ご紹介しますね。
この港ができたから私も行く気になったかも。
先日ギリ島に行った時もここから出発したのですが
とっても簡単です。
ネットで検索→チケットを買って、
当日、港手前に並ぶフェリー会社のオフィスへ。
出発時間ちょっと前になると、
みんなで歩いて港へ向かうという感じでした。
ハイシーズンではなかったので、
チケットは今回もギリの時も数日前に購入。
当日は港で簡単に朝ごはんを食べるつもりで
余裕を持って着くようにしました。
ギリ行きの時は屋台みたいなオフィス(笑)で
けっこう分かりにくかったけど、
その辺のおじさんにフェリー会社名を言えば、
テキトーに教えてもらえます◎
日によっては揺れたりもするそうですが、
この日は快適な船旅でした。
バイクでぐるっと回れるくらいの
小さな島だと聞いていたので、
私たちは値段もお手頃だった
マッシュルームビーチにホテルを取り、
そこに着くフェリーで到着。
ビーチには桟橋はなくて、
船から直接浅瀬へじゃぶじゃぶ。
荷物が少なければ、
これくらいワイルドなのも悪くない。
離島のきれいな水、冷たくて気持ちいい〜
今回は行きのフェリーとホテル2泊だけ取って
あとはノープラン。
友達に聞いたマングローブへは行きたいなぁ、
というくらい。
プールでのんびりしてから、
とりあえず、レンタバイクしました。
娘がクラスメイトから教えてもらったという
カフェにおやつを食べに行くことに。
ガルンガンというバリのお盆の時に立てる
竹飾りがまだ残っていて
バイクか軽トラしか走っていない風景。
椅子をつけて荷台を改装した軽トラがタクシー!
わぁ、、懐かしい感じ◎
私が初めて来た20年くらい前のバリは、
今みたいな渋滞なんて見たこともなくて
(たまにお祭りの行列とかでできるくらい)
乗用車はあっても道を走るのはほとんどがバイクだった。
空気もなんだかのんびりしてる。
目的のフレンチベーカリーがとてもかわいかった。
娘、コーラスプラッシーを絶賛。笑
もちろんコーヒーもおいしかった。
ふぅ、休憩をはさみ、
ほぼ1本道をさらに道なりに行くと、
「道はここで終わりだよ」
おじさんに止められた。
「この先ってマングローブ?」
「そうだよ、船乗るか?」
とりあえず、案内してもらう。
どうやら選択肢は2つ。
A:案内人付きエンジン付きボート
OR
B:手漕ぎのカヌー
私たちはカヌーを借りることに。
ライフジャケットを着ながら、
マングローブの地図を見て
「こんな感じで水路があるよ。
海の方へは行かないようにね」
最後にオールを2本受け取って、
家族3人乗り込んだ。
湖のような静かな水面。
マングローブは朝か夕方がいいらしい。
潮が引いているので、独特の根っこが見える。
教えてもらった通り、細い水路に入っていくと、
ジャングルを行く探検隊の気分!
エンジン付きのボートだと
ここまで入って来れないんじゃないかな。
朝はツアーなどでにぎわうそうだけれど、
夕方は静かで、この日は私たちしかいなかった。
Google mapの写真を見ると、
水が透き通っていたので
もしかすると朝の方がきれいなのかもしれない。
もしくは季節とかにもよるのかな。
ワニとか出てきそうな雰囲気!だけど、
カニくらいしか見なかった、、笑
進んでいくと、水路はどんどん細くなってゆく。
向きを変えて、来た道を戻り、
分かれ道で違う方に進んでみる。
というのを何回か繰り返していたら、
まるでディズニーランドの乗り物のように
漕がなくてもゆっくりと流れる水路に出くわした。
わぁ、これは楽ちん♪ 気持ちいいなぁ〜
って最初は楽しんでいたのだけど、
もしかして、これって海の方へ流されてる??
ふと、そう思うとちょっと不安に。
と言っても、膝か腿くらいの深さなので大丈夫。
落ち着いて、、、しばらくすると、
Uターンができそうな場所があったのでくるり。
戻り出すと、欧米人のカップルが流れて来た。
人に会えてちょっと嬉しい。
この流れにめっちゃくちゃ楽しそうにしてたけど、
「ハロー!気持ちいいねー
たぶん海に流されてると思うから、
私たちは戻るよ〜」
と言ってすれ違った。
しばらくして振り向くと、
彼らも方向転換していた。
いやぁー、流れに逆らって漕ぐのは、
二の腕のいい運動になったなー笑
けっこう大冒険だったねぇ〜。
学校でもマングローブの話は出てて
植林したりもしてるけど、
こんな風に中まで入ったのは初めてだったみたい。
一緒に見れてよかった。
おじさんにお礼を言ってお金を払うと、
「シュノーケルはしないのか?
泳がなくても海流に乗って魚が見れるんだ」
とか、なにやらおもしろそうなことを言うので、
また明日の朝ここに来ることにしました。
レンボンガンは、海草の産地としても有名。
海藻の畑?が広がっていた。
私が使ってるセンセイシャの化粧水にも
そういえば海藻が入ってるって書いてあったっけ。
きっとこのあたりのかもしれない。
お世話になっております!
また丘を越え、
暗くなるまでまだ少し時間があったので
夕陽の方に向かってみると、
ここにも海藻畑が広がっていた。
夕焼けがきれいだったよ。
ここもまた明日来よう。
冒険はつづく↓
追記:リールをインスタにもアップしました↓
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