コロナ渦の披露宴でお酒を隠匿した父
新型コロナウイルス感染の終息が見えない日々が続き、多くの人がプライベートでも仕事でも項垂れる状況にあります。コロナ禍で結婚式を挙げようとする新郎新婦はその最たるものではないでしょうか?
2020年のパンデミック発生から現在に至るまで、日本中の多くの新郎新婦は日程変更を繰り返しました。様々な視点から「結婚式」について考え、決行か?延期か?の選択を迫られるのです。その決断に大きく影響をもたらしたのものの1つが「アルコール提供の可否」でした。
結婚式・披露宴でゲストが最も楽しみにしているものは「食事」
これに尽きます。
そして祝宴につきものなのは「酒」
これ以外にありません。
しかし「緊急事態宣言」が発出された地域では酒類の提供が一律停止となりました。結婚式場も例外ではありません。2時間オーバーの会食にお酒が出されないのです。これぞまさに前代未聞の異常事態。
ゲスト全員マスク姿&シラフで、起立すら許されないケーキ入刀
盛り上がると思いますか?
そんな中、猛者というのは出てくるんですね。
酒類隠匿
司会台近くにご着席の男性ゲスト…なにやらご自身の鞄をゴソゴソと…出てきたのはスキットル。空いたグラスに注ぎ入れて何事もなかったかのようにお召し上がりに…。スタッフも気がついていたようで次に取り出した瞬間「お客様、お持ち込みはご遠慮下さい。ノンアルコールハイボールはいかがですか?」と爽やかな笑顔でお声がけしていました。
ところが驚いたのは新郎様お父様の隠匿です。披露宴中、新郎新婦の両親がお酌をしながら挨拶に回るのはよく見る光景ですよね。会場によってはそれすら「禁止」とする場合もありますが、お父様はどこ吹く風、と挨拶回りへ。手には茶色い液体が入った…ペットボトル!?配膳係が耳にしたところによると「(これ、ウイスキーです^^)」と言いながらゲストにお酌していたそうです。
祝宴にお酒は大事。ですがルールはルール。一日も早い終息…そして新郎新婦が何の不安もなく晴れの日を迎えられる日がくることを祈ります。
次回予告
『サプライズはお好き?』