コミュニケーションする、って会話すると一緒のこと?
こんにちは。迷走管理職のよくたろうです。
私の職場は、コミュニケーションを大切にします。
一昨日も、この案件の進め方が心配だ!みんなでコミュニケーションしよう!と部長が会議を開催してくれました。
五人の管理職が膝を付き合わせて、沢山会話をしました。
あーだ、こーだ。
17時開始20時終了
3時間で得られたものは
①お前何もわかってない、と言われモチベーションが真っ逆さまな私
②なんとなく満足気な部長
③やること沢山あるなー、というみんなの感想
以上です。
果たしてこれはコミュニケーションなんでしょうか。。
これには落とし穴が二つありました。
よく考えたら、今回のお題は 「この案件の進め方が心配だ!みんなでコミュニケーションしよう!」でした
ある意味、このお題が正しければ、私のモチベーションが下がった以外は、成果としては特に問題なかったと言えます。
落とし穴一つ目
①お題自体が目的を見失ってる
コミュニケーションって、コミュニケーションすることが目的ではなくて、ほかに目的があるはずです。
会社においては、同僚、上司、部下は友達でも学校の仲間でもありません。
何かの成果を出すために集まった人たちで、それぞれ責任範囲やタスクがあり、それをうまく進めるために方針を共有することや、お互いの範囲を特定することや、うまくいかない時に方向転換することが、コミュニケーションの目的だと思っています。
落とし穴二つ目
②目的が不明確なため、出さなければならない解に導けない(タスクベースで考えられない)
コミュニケーションが目的となったため、話することで満足してしまってます。
このままだと、二週間後、また同じ話をすることになるでしょう。
結果、二週間後みんなバタバタして、俺たちはなんて忙しいんだ!となります。
これは、成果に対してコミットしてない残念なビジネスマンの典型的な例です。
コミュニケーションの目的を明確にし、タスクベースに落とすだけで、こういった会社の無駄は無くなっていきます。
ぜひ、日本の企業にそんな文化を作っていきたい
そう思ったよくたろうでした