こんばんは。迷走管理職のよくたろうです。
よくたろうは、大企業で営業DXを声高に叫んでいますが、総論OK、各論NGの波にいつものまれてしまいます。
気付いてしまいましたが、大企業はなんだかんだ人的リソースはたくさんあります。また、システム化もある程度進んでおり、DXっぽいツールさえいれてしまえば、DX推進中!みたいな気分になります。一方で新しいことは嫌いではないから、ひとまず「DX必要だ!」とか発言してみる。
つまり、DXしなくても困らないんです。
むしろ、DXを本気でやるとなると、困ります。
なぜなら、業務を棚卸したり、これまで不可侵条約的な業務に手をつけたりしないといけなくなるから。
まさに、総論OK、各論NG。
幹部の鶴の一声もありません。
幹部が方針を出しても、どこかで必ず止まるか、意味が変わって降りてきます。
こんな中、大企業でのDXは期待できる成果も非常に少ないですね。
本来DXは、企業の競争優位性を高めていくために、最新のITテクノロジーを活用して、社内の業務プロセスや社内システムをデジタル化する、ことだと思います。
これにより、データで判断できる経営体制が構築でき、より高速に顧客への提供価値を高めていけるのです。
これまでは手での業務をITテクノロジーに置き換えるのが主流でしたが、とにかく導入に、カネがかかる・時間がかかる・人手がかかる、で大企業ばかりが対応してきました。
DXはIT化ではなく、顧客への提供価値を高めること、と考えると、市場の変化の激しい中小企業こそ狙うべき顧客へタイムリーに価値を提供できる経営基盤へと変えていくべきなのです。
本日の20字まとめ
中小企業のDX、どなたか一緒にやりましょう!
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