やることがおおすぎて死ぬと思ったら
こんにちは。売り方イノベータのよくたろうです。
よくたろうは新人から2年目の時に忙しすぎて死ぬ、と思いました。
当時、ラッキーパンチで新規大型案件を頂くことができ、SEが駐在、よくたろうは顧客フォローを頑張っていました。
しかし、完全に今まで取引0のお客様で、他社からの乗り換えだったので、お客様にも弊社にも「無意識下の当たり前」がたくさんあり、それが引き金となりいろんな課題が噴き出ていました。
当時の上司から、「よくたろうくん、問題解決のために明日から君がお客様先に常駐だね」と言われ、反射神経で「はいっ!」と言ってしまいました。
翌日から、始発でお客様先へ行き、終電で帰る生活が始まりました。
お客様先では、ほぼ朝から晩までお客様のクレームを聞き、終わったと思ったらほかの方から呼び出され、クレームを聞き、仕様の検討に一緒に入ったらまたクレームという日々でした。
一方で社内の事務処理もせねばならず、ただお客様先の食堂の一部に座っていてネットワークもない、状態で、事務処理自体も初めてでよく分からなかったので、終電で帰ってから探り探りやっていました。
更に、新人は自分の抱負を論文&プレゼンする、というのも重なり、「もうわたし死ぬのかな」と思いながら毎日を過ごしていました。(笑)
論文の発表が終わった時、これではだめだと思い、自分しかできないこと、自分以外でもできることを区分し、自分以外ができることを人にやってもらえるように仕組み化することで何とか人としての時間を確保することができました。
さて、プロジェクトも終わり、常駐解除となり通常業務に戻った時、よくたろうが手放した仕事を必死で頑張っている周りの姿が見えました。諸先輩方は、その業務で「忙しい」「時間がない」と言っていたのです。
たまたまよくたろうは、業務がパンクしたので自分がやるべきこと・やらなくてもいいことを仕分けし本来やること以外を手放すことができましたが、パンクしていない人は、本当はやらなくてもいいことを自分がやるべきことと思い込み、頑張ってやった結果、全体の生産性が下がっているんです。
彼らに、今の仕事を手放せと言っても、本来やるべきと思ってやっている仕事ですからそう簡単に手放せません。手放せない理由を理路整然と並べてきます。
そういう場合は、本来やるべきことは何かを振り返るところから思い起こすことが必要です。
営業活動とは何か、を思い出していただき、自分が今やっていることがその目的に合致しているのかを関係者で話をしたうえで、業務を仕分けしていくことが仕組み化の第一歩となります。
本日の20字まとめ
許容量越えてからが勝負
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