自作PCパーツの選び方 ケース
ご覧いただきありがとうございます。
「PCパーツの選び方」はシリーズものとしてマガジンにまとめています。お好きなところからご覧いただけますので、ぜひご活用ください!
ケース選択のポイントは概ね以下です。
デザイン
機能
サイズ
配線のしやすさ
価格
デザイン
部屋に置くものですから、デザインは気になると思います。
カラーは黒・白のものが多い感は否めないですが、中にはカラバリ豊富な製品もあります。いかにもゲーミングPCらしいルックスのケースもありますし、最近はガラスパネル付きでケース内部が見える製品が多いです。
デスク上に置いておきたい場合、とくにデザインはこだわりたい部分ですね。
機能
ケースの機能って何?と思われるかもしれないですが、フロントUSBポートの数や種類(type-A、type-C)であったり、イヤホン端子を装備している等もケースの機能のひとつになります。
ケースパネルがメッシュ状になっていて通気性に優れているものもあります。もちろんケース内部の音もだだ漏れですので、静音性と通気性をどのようにバランスとるかは自作er次第でしょう。
一方で、PC内部の音が漏れないよう、あえて密閉型にしているケースもあります。いわゆる「窒息ケース」と呼ばれるものです。排熱をうまく処理できないとパーツ温度が上昇し故障するリスクを抱えてしまうので、上級者向けとも言えますし、敬遠される方が多い印象です。
サイズ
サイズは大きくても気にならない方もいらっしゃると思いますが、デスク周りをスッキリさせたいのであれば、小さいケースを選ぶのもありです。
また、マザーボードやグラボの方が先に決まっているのであれば、それば収まるケースを選択する必要があります。どの大きさのマザボに対応しているか、どの大きさのグラボまで対応しているかはケースの製品ページに記載がありますので確認しましょう。
配線のしやすさ
「裏配線」という単語を聞いたことがあるでしょうか。パーツを設置するスペースの裏側に、配線用スペースを設けているケースがあり、そのスペースで配線する方法を「裏配線」と呼んでいます。
ケーブルをあまり見せたくない場合は、裏配線ができるケースを選びましょう。裏配線スペースの広さもケースによりまちまちなので、確認ポイントになります。
また、最近は各マザーボードメーカーから、コネクタ自体をマザボの裏に装備している製品を出していたりします。コネクタが表に出てこないため裏配線よりもさらにケーブルを隠すことができます。そのようなマザーボードを使用したい方は、ケース側の対応も必要になってきますのでケースの製品ページで確認しましょう。各社この裏側コネクタの仕様に名前をつけているので紹介しておきます。
ASUS・・・BTF
MSI・・・PROJECT ZERO
GIGABYTE・・・STEALTH DESIGN
価格
なぜこのパーツだけ価格を設けたかというと、見た目にはこだわらない、パーツが収まれば何でもよい、という方も結構いらっしゃるのです。
安いものだと4,000円程度やそれ以下の価格のケースだってありますので、安ければなんでもよい!という方は価格ドットコムで探してみましょう。
NCASE T1 V2.5 を選んだ理由は?
デザインがスッキリしており、好みだったから
サイズは小さいのに、ミドルハイクラスのパーツが積めることにロマンを感じたから
排熱問題を解決できる見込みがあったから
色が黒だった(重要)
さいごに
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同じパーツを揃えても、ケースによってエアフローが改善することもありますし、それに伴い騒音が減ることだってあります。また、デスクに置く場合、日ごろから目にするものになるのでデザインこだわってみるのもよいでしょう!
ようくんはNCASE T1 V2.5を選びましたが、実は同じくらい迷った製品があります。それがLIAN LI(リアン・リー)の「A3-mATX」。NCASE T1 V2.5よりも一回り大きいサイズですが、マザーボードがMicro-ATXまで対応可能となっており、さらにATX電源も搭載可能なため、パーツ選定の自由度が圧倒的に高まります。そのため、PC全体のコストも抑えられるところが嬉しいポイントです。
個人的にはデザインも好みなのでかなり迷ったのですが、ようくんが自作した頃はどのサイトでも売り切れ続出状態だったので購入できず。もし売り切れてなかったら購入してた可能性は大です。ケースの値段も決して高くないですからね。2024/9/30時点ではまだ在庫ありでした。気になる方はお早めに!
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