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この自作PCケースを知ってほしい!!② 『NCASE T1 V2.5』冷却編
今回は、冷却問題について解説していきます。
前回は、サイズ感やデザインについて紹介させていただきました。
よろしければ前回の記事も併せてご覧ください。
CPU温度を検証
さて、さっそく見ていきましょう。まずはCPU(Ryzen5 7600)から。
「CPU-Z」で負荷をかけて「Core Temp」でCPU温度を確認していきます。だいたい1分くらい回した時点での結果がこちら。
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室温は25℃程度。
GHz換算でブーストクロック最大値手前の約4.8GHzまで到達し、温度も85℃まで上昇しました。このCPUの最大動作温度は95℃ですので冷却は問題ないとみてよいでしょう。CPUクーラーには「THERMALRIGHT AXP90-X47」を使用しています。薄型のトップフロー型クーラーは種類が少ない上に、どうしてもサイドフローと比べてしまうと冷却性は劣ってしまいますが、このCPUクーラーは問題ないですね。
当然、CPU使用率100%になるとフル回転しますが、音の性質としては扇風機を中・大にしたような音なので煩いといえば煩いですが、耳障りな感じはしませんし、CPU使用率100%になるケースは通常使用ではほとんど発生しないので、おすすめできるクーラーです。
GPU温度を検証
続いてグラボ。「Starfield」というゲームを動かしグラボに負荷をかけた状態で「MSI Afterburner」でGPU温度を確認します。
解像度は4K、画質はウルトラ設定。
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分かります、その気持ち・・・
温度表示を拡大した画像がこちら。
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グラボは「MSI GeForce RTX™ 4070 Ti SUPER 16G GAMING X SLIM WHITE」を搭載しています。GPU使用率98%、クロック数はブーストがかかってそうですが、製品ページの最大クロック数を超えています。
温度は66℃。最大動作温度の記載はありませんが、google先生によれば高負荷時は80~90℃が目安と言っているので、これを信じるなら問題ない温度なのでしょう。
(あくまでようくん個人の感覚ではありますが)騒音もほとんどしないので、このグラボはかなり優秀です!!
さいごに
ご覧いただきありがとうございました。
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今回の検証により、PCケース「NCASE T1 V2.5」は冷却は問題ないことが分かりました。次回はこの冷却を実現するためのエアフローについて見ていきますので、ぜひご覧ください!