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US配列キーボードに乗り換えると何が起こるか?
二カ月ほど前に、このような記事を書きました。
要約すると、JIS配列キーボードに慣れ親しんできたユーザーが、US配列のキーボードに乗り換えたらどんなリスクが起こりえるのかを事前に調べてみた、というものです。
そして、これらのリスクを受け入れた上でKeychron Q8 MAXを購入しました。
この記事では、予め想定していたリスクがどのように転んだのかの実体験を語っていきます。これからUS配列キーボードデビューを考えている方の参考になれば幸いです。
半角/全角キーがない問題
■当初想定
ALT+‘ の同時押しで対応
■現在
Shif+Caps Lockキーで対応
当初は、「ALT+‘」の同時押しでしか対応できないだろうと思っていたのですが、Q8 MAXは独立して「‘」キーが存在せず「ESC」キーの別レイヤーに割りてられており、「FN+ALT+‘」 の3キー同時押しを迫られます。
全角/半角を切り替えるたびに3キー同時押しはしんどいので、いろいろ調べてみたところ、いくつか切替方法があることが分かり、現在は「Shift+Caps Lock」キーに落ち着いています。
全角/半角切替の方法は以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。当アカウントの中でもかなりアクセス数の多い記事です。
変換/無変換キーがない問題
■当初想定
全角カナ変換時:「F7」
半角カナ変換時:「F8」
■現在
全角カナ変換時:「F7」
半角カナ変換時:「F8」
当初想定通りで運用していますが、Q8 MAXはファンクションキーがないので、文字を変換するのにFNキーとの同時押しを迫られます。
カナ変換のために同時押しというのはなかなか面倒でして、「別に全角/半角変換しなくてもいっか(相手に伝わればいい)」と思うようになりました。
「数字、英字の入力は半角にこだわる」方は要注意です。
各種記号キーの位置が変わる問題
■当初想定
記号の位置が変わるのは些細な問題である
■現在
些細な問題だが、慣れるまでに時間がかかる
最初は「どこにあるんだっけ?」状態になるため、慣れるまではキーボードを確認しながら打鍵する必要があります。
そして地味にストレスになるのが、JIS配列と異なり「」の位置が隣同士に配置されていたり()の位置が一つ右にズレていたりするので、よくタイプミスを起こします。
さいごに
ご覧いただき、ありがとうございました。
いくら事前に調査していても、やっぱり使ってみて初めて分かることも多いですね。ただ、これらの問題は不便というよりも慣れの問題だと思います。
「‘」やファンクションキーがちゃんと搭載されているキーボードなら、全角/半角変換、カナ変換はそこまで面倒ではないでしょう。
今回は、「US配列キーボードに乗り換えて発生した変化」をご紹介いたしました。次回は「65%キーボードに乗り換えて発生した変化」について紹介したいと思いますので、気になる方はぜひフォローいただければと思います。