９日、嵐山・二尊院の桜
春の嵐山は、桜を求めて内外の旅行者でいっぱいですが、山陰線の踏み切りを超えると静かな時間と風景がやって来ます。ここ二尊院は僕の大好きな寺院です。天台宗の寺院で小倉山の麓にあり、平安初期、嵯峨天皇の勅願で建立されました。
広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋の紅葉は圧巻です。
参道の階段を上ると白壁の塀が出てきます、これを見ると、また、二尊院に来たな、と思います。
本堂と枝垂れ桜が素敵な前庭です。
静かでしっとりとしたお庭でした。
まだまだ元気な桜がありました。
満開を過ぎ、ひらひらと花びらの舞う桜も風情があります。
平安末期から鎌倉初期の武士出身の歌人「西行法師」の庵址の石碑がありました。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？