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※終了 ありがとうございました!紙飛行機芸術祭について伝えたいこと

 紙飛行機芸術祭。運営責任者なのであけすけにばっさり言います。

参加者にとって、めちゃくちゃ面倒くさい企画である

 上記募集要項をさらっと見れば一目瞭然。読めばよりよくおわかりになると思います。参加者にやさしくない企画を初めての創作企画として掲げる私はずいぶんひねくれている人間だということが、知れ渡る結果となっていることと思います。
 実際私はひねくれています。よく疎まれることもしばしばです。変えたい変えようとしている部分も多々ありますが、数少ない、こんな私だからこそ信頼してくださる方もいるから、根幹は変えないほうがいいのかな、どうなんだろう。ここ数ヵ月ずっと悩む日々です。そんな足りない人間一人で運営する危うい企画です。
 それでも、せっかくやるならやりたいことを一度思いっきりやってみよう。私の場合、そう何度もあることではきっとない。だから、まあいろいろ詰め込みました。
 結果、それを読むだけで疲れさせてしまい、そこからさらに負担を強いるような企画になってしまいました。

 でも。応援してくださる方やお忙しいなか参加を検討してくださる方にコメントを寄せていただきました。とってもうれしく、ありがたいと思いました。そして、こうも思ったんです。

 一刻も早く、みなさんに伝えなくてはならないことがあると。

 記事にも加筆しなくてはと思っていますが、まずはすぐ目に触れる新規記事へ(多分一度読んでくださった方にはこのほうが届くと思って。あの長い記事から探すよりよいのではと)。後日早めに企画記事に反映します。


決して無理しないでいただきたい

 この企画はいろんな意味で実験です。初めての創作企画を運営するという実験。あの募集要項によってどんな作品が生まれるのか、はたまた生まれない(サンプル作品のみになる)のかという実験。どこまで要項が守られるのかという実験。

 酷いです。自分でもそう思います。実験に参加してほしいなんて、謝礼はあるのか?って話です。でも、参加特典は申し訳低度。割に合わないじゃん。そう思われる、全責任を負う覚悟で投稿しました。

 しかし、想像はしていたつもりでしたが、それ以上にフォロワーさんが気負って、心から応援してくださり、参加を真剣に検討してくださっていることを知ってしまったんです。だから、今のうちに伝えておきたいと慌てて筆を執った次第です。

決して無理しないでいただきたい

 これは何度でも言いたいです。無理して後悔してほしくありません。これをちゃんと書くべきだったと反省しており、後日必ず反映します。取り急ぎこの記事を埋め込むとこまで今夜やります。

私の願い

 一番の願いは、みなさんが私生活を無理なく心身ともに健やかに送り、ご自身をめいいっぱい大切に甘やかして、楽しく幸せなnote生活を送ることです。もしもnoteが束の間の憩いの場なら、ゆっくりのんびり創作したり作品を味わって過ごしてほしい。もしもnoteが唯一の避難所なら、好きな作品を作って好きな記事だけを読んでほしい。

無理してフォローしなくていい

 だから、たとえば私を誰かとの関係性を理由にとか、なんとなくフォローしたまま外しづらくてとかで、仕方なくフォローしている人がもしいれば、遠慮なく解除してほしいんです。無理してフォローして無理して読んであまつさえスキをしなくていいんです。
 私の大好きな歌詞の一つ。星野源さんの「Family Song」より。

ただ幸せが一日でも多く側にありますように

これに尽きます。フォローしていなくても、たまに訪れてもしよい記事があれば読み合う。そのくらいの距離感で心地よく過ごせたらと思っています。
 それでも、私の生み出すものを好きだと思っていただける方のため、フォロワーのみなさんや通りすがりに読んだ方を後悔させないように、できるだけ人を傷つけないよう最大限の配慮をする、それは変わらず、いえ、もっと改善していきたいです。

 好みとか、合う合わないって、時間をかけてわかる部分もあります。新しい会社に入って、改めて思いました。思っていたのと違う。いい意味でも悪い意味でも。第一印象から変わることはよくあります。好きかもって思った人が、想定外だったり、苦手かもって思った人に魅了されたり。わからないものだなぁと、三十年近く生きていても感じます(私が鈍いだけかも)。
 昔、友人の友人と仲良くしなきゃみたいな強迫観念があって。でもどうしてもうまくいかなくて、そんな自分を責めました。でも、今は割りきって本当に大切な人と関係を結んで築けていけたらいっかと思えるようになってきました。今でも、友人のSNSなどでどうしても触れて小さな痛みを覚えることもあります。忘れられないこともあります。傷つけてしまった過去もあります。全部ひっくるめて今の私があります。
 一度交差した関係に感謝し、その出会いを大切に、今をめいいっぱい生きたいし、みなさんにもそうあってほしいです。

無理して企画に参加しなくていい

 そして、フォローしているからといって、企画に参加しなきゃと決して思わなくていいんです。いや、思わないでください

 時間は有限です。私は今ちょうど仕事に追われ、なかなかnoteの時間をゆっくりは取れません。それでも、機会を逃すとずっとやらないと思い、好機に企画を興しました。だから、お忙しい方の気持ちも少しは理解しているつもりです。
 仕事に家事、子育て、プライベートの付き合い、ライフワーク、趣味、ボランティア活動などなど、たくさんやることがあると思います。また、おいしいごはんをゆっくり食べ、テレビやスマホを見て、ラジオを聴いて、新聞を読んだりする時間。大切な誰かと一緒に、または電話越しに、はたまた画面越しに、共有する時間。そういう時間をお持ちだと思います。さらに、睡眠時間をたっぷりとって、明日への活力とすると思います。それらをどうか大切になさってください。
 企画に参加することで何かを蔑ろにしないでください。お仲間の方や相互フォロワーさんが応援しているから、と無理して参加しなくていいんです。私を好きでいてくださる方も、企画の参加有無で私が何か思うことはないので、そこはご安心いただけましたらと。

それでもやる

 じゃあやらなきゃいいじゃん。そうかもしれません。時間が経つにつれどんどん自信がなくなり、怖くなりました。
 でも、やります。既に心待ちにしてご準備くださっている方が一人でもいるかもしれないから、たとえ参加者0人かもしれなくてもやります。やって反省します。

時間を奪うことへの責任と覚悟

 やるうえで、まずお伝えしておきたいのは、これだけ反省したうえで、要項自体の緩和はしないということです。
 先ほど実験と言いました。よくないですよ。ただ、この実験を通して、もし何か持って帰って日々の創作活動の糧とできるものが一つでもあればと思いました。どんな些細なことでもです。
 大切な大切なお時間を奪ってしまう。いただいて削ってしまう。それでも、これを得られてそれだけの価値があったと思っていただける部分を作れたらと、要項を考えました。企画意図も書きましたが、具体的かつ私主体の部分なことが多かったので、あなたへのメリットは何なのかを考えました。

出会いの創出

 たとえば、必ず1コメントつきます。私が、時間はかかりますが、心を込めてコメントをお送りさせていただきます。会場となる記事に作品リンク(と後日かもですがコメント抜粋)を埋め込みます。もし参加者がお一人でもいらしたら、その記事を私のフォロワーさんやたまたま会場を通りがかった方が読んでくださるかもしれません。

 noteで活動されている方はもれなく創作者です。創作者はどんなときに喜びを感じるか。それは人それぞれだと思いますが、本気で向き合ってくれた人がいて、その人がスキ、さらにコメントまでくれたら、少なくとも私は飛び上がるほどにうれしいです。
 海のように広いこの世界で、読まれない、スキをされない、コメントがもらえない。仕方ないかもしれません。

 でも、有名とかそうじゃないとか関係なく、誰もが個性を持っていて、その個性が発揮された作品は誰かの宝物になりうるという可能性がこの世界には広がっています。ちょっと見えにくいだけで、機会さえあれば羽ばたいていく作品はたくさんあると思います。
 現に私は、フォローの有無や数とか、スキの数とか関係なく、このnoteでたくさんの作品に出会い、感動や発見、楽しさうれしさ、悲しみ怒り、学び驚きなど、いろんな心の動きがありました。
 そして、一年、二年、三年経っても忘れられない作品もあります。プロアマの垣根も、実績や歴史も越えて、年齢や性別など関係なく、心震える作品そのものを生み出すあなたが素敵です。生み出してくださりありがとうございますの気持ちでいっぱいです。人見知りや時間のなさを言い訳にしてコメントにあまり伺っていませんが、静かに感謝すること多々です。後、うまく言語化できない作品に出会って、下手にコメントできない、とそっとスキだけ押すこともよくあります。

 脱線しましたが、誰もが素敵な創作者であり、その創作者としてあなたが輝く場所が一つでも増えたらと思っています(私に影響力や魅力はないかもしれないけれど、素敵なフォロワーさんたちがいるので、その方たちと巡り会う機会になれば)。

制約のなかでの創作機会

 この企画は決してコンテストではなく、読み合うお祭り・お遊び感覚で参加していただきたいです。企画意図にも追記しましたが、多少の誤字脱字などには目をつぶって、楽しむ企画になってほしいと思っています。
 ただ、楽しむだけなら好きな作品を自由に作ったほうがいいに決まっています。参加することでメリットがあるとすれば、制約のなかで、その企画ならではの発想が生まれることかなと思っています。

 私はこれまで、いろんな企画に参加してまいりました。コンテストも、お祭り・お遊び企画にもです。そのとき、多様な要項があり、「その要項を満たすなかでこそ生まれた作品」を持っています。逆にいうと、その作品は「その企画がなかったら生まれなかった作品」です。
 制約のなかで個性を出す。その面白さを私は知っています。だから、僭越ながら制約を設けさせていただきました。その制約が、面倒ではありながらも、そこに楽しみを見いだせる、そこから学びがある、ものになればと精一杯考えました。

 もしも参加していただけたら、そういうメリットがあるかもしれません。逆にいうと、そういうメリットしかないかもしれません。
 それをふまえて、みなさんの個性を生かせそうであれば、そして、UDフォントで紙飛行機をテーマとする創作物を綴って印刷して折本、紙飛行機まで作れる環境、時間を作れる余裕が本当にある場合にのみ、ご参加いただけますと幸いです。

ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

#紙飛行機芸術祭

サポートしてくださる方、ありがとうございます! いただいたサポートは大切に使わせていただき、私の糧といたします。