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働くママ、育休ママへ贈るエール「3つの『あ』」

「育休後職場復帰、不安です..」

1人で悩んでいませんか?

徐々に増えているとは言うけれど、職場では初めての子持ち社員、今まで通りに働けるのでしょうか。

私は33歳のとき、2018年に初めての育休後職場復帰を経験しました。職場にママ社員はいませんでしたが、短時間勤務から始め徐々にフルタイムに近づけ、通常業務に加えて組織横断的なプロジェクトにも参画できるようになりました。

2021年には、育休後アドバイザーの資格を取得。

そこまでに悩んだ経験や学びからの気づきをマガジン記事でご紹介していきます。

「今まで通りには働けないし..」
「保育園からの急な呼び出しに対応できるかな..」
「今後のキャリアアップは望めないよね..」

こんなお悩みありませんか?


子育てをしながら働く心構え、3つの「あ」

子育てをしながら働く心構え、3つの「あ」をぜひ忘れないでください。

・ 出産前/他人と同じように働けなくても「あせらない」
・ 予期せぬことが起きても「あわてない」
・ 将来のことを「あきらめない」

私自身、復職1年目の頃は出産前や他の人と比べてあせったり、保育園からの急な呼び出しに上司や同僚が対応してくれずあわてたり、正社員からパート勤務に転向したい..と考えていました。

そんな私でも3つの「あ」大切に働き続けていたところ、復職3年目には、時短勤務ながらフルタイムで働く同僚と同じくらいの仕事量をこなせるようになり、加えて本社のprojectに参画し英語でのプレゼンテーションに初めて挑戦する機会も頂けました。

両親は遠方住まい、夫は単身赴任中、コロナ禍で頼りにくく、家事育児はほぼワンオペでもです。

3つの「あ」は、子育てをしながら働くママ・パパに届けたい心構えです。

出産前/他人と同じように働けなくても「あせらない」

子育てをしながら働くことに自信をなくしているとき、今の自分と昔の自分や周りの同僚と比べていませんか?

人は人、私は私。

大きな転機を迎えた今だからこそ、自分自身に目を向け、自分の強みや長所、今の環境の中のチャンスを見つけてみましょう。

「自分なんて..」と思ってしまう方は、他の人との【違い】に着目してみましょう。新しい発見があるはずです˖✧

失敗は成功の下、新しい環境だからこそ失敗は恐れずに、失敗して当たらり前、ダメだったら違う方法を考えよう!と思うことも大切です。

私は「時短勤務だからこそできることを探してみよう!」と子供のいる自宅から夜の時間帯のセミナー配信や勉強会への参加を試したことがありますが、子供の声やYouTubeの音が入ってしまったり、場合によっては画面オフでしか参加できないこともあり、上司からの助言もあってやめることにしました。時短勤務なのに自宅に持ち帰り残業しているようなものですしね。

勤務時間以外は子供と十分に向き合い、子供と一緒に早寝早起きをすることで、すっきりした頭と体で限られた時間内に仕事の成果を出し、職場に貢献していきましょう。

予期せぬことが起きても「あわてない」

  • 朝起きたら、子供が発熱している

  • 保育園からの急な呼び出し

  • 夕方以降に【本日中】の緊急業務

  • 早朝に【始業前まで】の急な提出物

気づいたときには、すでに遅し..どころか誰かに指摘されるまで気づかなかったりすることすらあります。

予期せぬことは起こるものでしょうがない、気づいたときにできることから対応する、完璧を求めないことが大切です。

また、「どうしてあのとき○○しなかったのだろう?」と悩むこともあるでしょう。気持ちを切り替えて、「次に同じことがあったら○○しよう。」と考えるようにするか、メモをしておきましょう。

2回目になりますが、予期せぬことは起きても対応できなくて当たり前でしょうがないです。

気持ちを楽に冷静に対処していきましょう。

将来のことを「あきらめない」

妊娠・出産を経てライフスタイルが大きく変わり、ワークキャリアが今までと比べて低空飛行になったと感じることもあると思います。

中には、悪意のない配慮から「子供の小さいうちは仕事を辞めて子育てに専念するのもありだよ。」と言われることもあるでしょう。

そんな中、低空飛行でも飛び続けることが大切です。飛行機も一度着地してしまうと、再出発するのに大きな燃料が必要ですが、低空から上空へは角度を変えられれば飛んでいけます。

▽専業主婦を経て再就職できる割合などはこちら
女性を取り巻く就業・収入環境と子供の教育費

2020年は世の中も大きく変わりました。リモートワークが増え、移動時間の短縮が子育てをしながら働きやすい環境に繋がった方々も多いのではないでしょうか。

こうした機会は突然訪れます。

今できることをこつことと積み上げて、機会が訪れたときにつかめるようにしておきましょう。

おわりに

育休明けの職場復帰では、初めてのことの連続で身体が疲れ切ったり辛く悩ましいことも出てくるかもしれません。

そんなときは、目を閉じて深く深呼吸をし、3つの「あ」の心構えを呪文のように唱えてみてください。

ゆっくりでも進み続けることに意味があると信じています。子育ても働くことも、楽しんでいる親の姿を見て、子供からは最高の笑顔が、職場からはこれまでと違う評価が届くはずです。

これからは、子供の成長と共に自分自身のキャリアと向き合っていけるといいですね💛