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PBRpainterできのこペインティング
インフォメーション
PBRpainterを使って、キノコを塗っていきます。
※カラコレ・コンポジットのチュートリアルはありません
![](https://assets.st-note.com/img/1731490339-ijY8bDmz3BpCgc76s0FTHAx2.png?width=1200)
PBRpainterって何なの?という方はこちらの記事をご覧ください。
必要なモデルはこちらからダウンロードできます。
※ダウンロードモデルは当チュートリアルで学習用として使用する場合、また、学習成果をSNS等で動画・画像として公開する場合のみ利用許可とします。
今回のテーマ
”PBRpainterを使ったプロシージャルペイント”がテーマです。
キノコのモデルを用意しましたので、シーンに読み込みます。
こちらに3D塗り絵をしていきます。
PBRpainterを使った色々なテクスチャペイント方法を習得できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731388219-FbRLkhivwB3l7gTPj9e1rING.png?width=1200)
環境光の設定を行う
HDRIで環境光を決める
まず行う事はHDRIを使って環境光を整えます。
どんな環境に生えているのかシーン全体360度の明かりを設定します。
環境光素材(HDRI)はHDRIs・Poly Heavenなどが有名です。
EasyHDRIを使った設定
無料アドオンのEasyHDRIを使うと設定がとても簡単でオススメです。
自前のHDRIやPoly Heavenでダウンロードした素材を設定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1731388955-zfEqTyLDu0OFK9gxZXPWSvb3.png)
手順としては
1.HDRI素材のあるフォルダパスを設定する
2.画像リストから環境マップを選択する
3.ビューポートをレンダープレビューに切り替えて確認
![](https://assets.st-note.com/img/1731389816-lZ6ahKryGFvdNcIULpEoskqb.png)
これだけで環境光の設定ができます。
シェーディングタブから設定する
アドオンを使わずシェーディングタブから設定するこもできます。
タブが切り替わったら下部のシェーダーエディターで設定していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731389329-8Q9wvruRHBZGEsy5Pa4cMUgj.png?width=1200)
手順
1.シェーダータイプをオブジェクトからワールドへ切り替えます。
2.追加ボタンからテクスチャ→環境テクスチャノードを選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731389440-hyX2FpzYfqcdDeOwu4mMIvb9.png)
3.ノードを繋ぎ、開くから環境光テクスチャを選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731389720-8Qfs75vUEmjlWu4q2hHVFiCg.png)
4.ビューポートシェーディングをレンダープレビューに切り替えて確認
![](https://assets.st-note.com/img/1731389747-vuJBh6LpGqQ7XHx2TW3ZC5aR.png)
この環境光で印象が変わります。
後から変更もできるので色々試してみて下さい。
塗り絵用のワークスペース
PBRpainterのプリファレンス内にワークスペースを作るボタンがあります。
そちらを使って塗り作業を進めていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1731387805-fc56lLIGog8NnsWx0OFuP9YR.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731387888-gqyDtjS3vIXRfYNwBQcGnKxU.png)
主な使い分けはこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731387948-4Yta1DUwkmQyF2bepjxA3sT0.png?width=1200)
ベースペインティング
マテリアルを作る
さっそくマテリアルを作っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390084-ey6dV9oOWTGE0z2v7smJwcQh.png)
マテリアル名はM_mashにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390150-LkeHCG5s2T9r3YfNElndZpzh.png)
今回キノコは部位に分けて塗っていきます。
キノコのあたま、きのこの笠、きのこの茎の3つです。
フォルダ・レイヤー分け
今回3部位に分けて塗りを進めていきますので、
フォルダとレイヤーを3つずつ作っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390450-r9zaIuicwVB0GY7ZDUJSQ8eR.png)
それぞれ画像のような名前にしました。
上のフォルダから茎・下・頭のフォルダになります。
上下段の階層変更は右側の▶ボタンで切り替えができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390652-WOm1t3e0YxPNwiK4UB5X7AEa.png)
続けてベースとなるレイヤーを各フォルダに1つずつ追加していきます。
基本的にフォルダ・レイヤー名の左側にある〇で選択できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390725-4bEDa8JSqvTm6WxUjRP2LiI3.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731390862-QYm64DaWzOUyLBSbwiMJkfCR.png)
レイヤー名は下記のようにしました。
自分で分かりやすい名前を命名しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1731390970-9blWKEZYvhA3QwFCOxTVPnpz.png)
ベースカラーを塗る
一番わかりやすい所で、キノコの頭から塗っていきます。
レイヤーを選択すると、8つのチャンネルが表示されていて、
その隣に×ボタンがあります。
各チャンネルが有効か無効かを表しています。
また、Refresh Materialは変更を更新するためのボタンです。
隣に自動ボタンがあり、オンにすると変更が自動的に更新されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731391121-EYfj7Zt4T9G0FXmgBnAcKQqJ.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731391279-qxKYZeRjrw6WcfN5lpbv2sP8.png)
チャンネルをオンにすると設定項目が出現します。
カラーをオンにするとベースカラーや不透明度、Ignore Maskが出ました。
またタイプやブレンドモードもあります。
カラーの色を変更してビューポートで確認しましょう。
ビューポートをマテリアルプレビューモードへ切り替えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731391716-vhZy2ml1EiF45tSCsQf3NIKX.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731391845-s23nRzwOvmPuUMfAtL6cql97.png?width=1200)
以降はマテリアルビューとレンダービューを切り替えながら進めて下さい。
他の笠と茎レイヤーもカラーをオンにして色を変更しておきます。
IDマップの設定
ベースカラーを3つのレイヤーに分けて作成しましたが、1つのレイヤーだけしかビューポートに反映できていません。
部位ごとに分けて表示を行うために、IDマップを設定します。
塗る部分を指定して、そこだけレイヤーを反映させたい時に使います。
今回のキノコはUV展開をしています、UVに沿ったIDを設定していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731393101-TQcULYfFEJNmdX18eWjypS6D.png?width=1200)
UVを選んでID設定
![](https://assets.st-note.com/img/1731393229-bdWEjGOPy0af1SIok75FJczC.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731393334-UYh4eisMay2P7F1qgpDjQx9v.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731393369-4UPs6yhJIRdVQEmZqacvzi9l.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731393614-JU572QXhk1aDdPSrwcNi4vOo.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731393735-0PIXAUC7Epx9kFqO1K6N3ZhQ.png?width=1200)
手順
1.UVビューで部位を選択します。
2.Layer ID Mapで塗りの色を決めてFill Selected Facesで塗りつぶし
3.目のアイコンで塗られているか確認
これを全部の部位で繰り返します。
部位ごとにIDの色は変えた方が分かりやすいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731393851-FaTu3OjChoGrBW5xgs4dPblc.png)
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