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Extra Nodes フォールオフ・フィールド・メッシュ・ユーティリティ
Extra Nodesについて
エクストラノードとは
エクストラノードはジオメトリーノードの補助ノードセットです。
特にパーティクルを使ったモーショングラフィックスやFXエフェクトで使えるノード集が多く含まれています。
基本となるパーティクルシステムと、汎用性の高いトレーサー、フォールオフ、フィールド、メッシュ、ユーティリティの各ノードパックがあります。創造的なビジョンを実現するために必要なツールです。
https://blendermarket.com/products/extra-nodes?ref=1505
こちらではパーティクルユーティリティ・マテリアル・トレーサーの役割をまとめています。
アドオンのインストールと使い方
■アセットライブラリとしての設定する
Extra_Nodes_vxx.zipファイルを解凍します。
メニューの編集からプリファレンスを開き、ファイルパス-アセットライブラリの+ボタンから、Extra_Nodesフォルダをライブラリへ追加します。
設定を保存します。
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882713-Wc474yThZw.png?width=1200)
■アセットブラウザからExtra Nodesを追加
アセットブラウザのプルダウンからExtra Nodesを開きます。
KS Toolsからノード(アイコン)を選択し、ジオメトリノードエディタにドラッグして使用します。
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882680-7TCiFi39Tc.png?width=1200)
■ジオメトリーノードエリアの追加メニューからノードを追加
追加メニューを開きます。(エリア内でShift+Aでも開きます)
KS Extra Nodesカテゴリに移動しノードをクリックすると、ジオメトリノードエディタに追加されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882675-OUHUepIQjI.png?width=1200)
パーティクルシステムノード
パーティクルシステムノードの種類
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882693-acf34UAllC.png)
KS_Particle_System(パーティクルシステム)は1つだけど、このシステム内で色々なノードが組み合わされています。(TABキーで中に潜ります)
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882735-XeA5SHrJFV.png?width=1200)
①Input(入力)からはじまり、
②パーティクルシステム入力ノード→
③フォース→
④パーティクルシステム出力ノード→
⑤パーティクルインスタンサー
の5つのセクションで構成されています。
もちろん最後はOutput(出力)へ繋げます。
①Input(入力)
任意のジオメトリをエミッタとして使用して、パーティクルのポイントを生成します。
②パーティクルシステム入力ノード
パーティクルの密度、表示時間、サイズ、放出時間と範囲など、
パーティクルの初期設定と動的設定を行います。
③フォース(力場)
パーティクルの振る舞いに影響を与えるフォースを追加します。
④パーティクルシステム出力ノード
パーティクルの動きを計算し、サーフェスとボリュームを構成します。
⑤パーティクルインスタンサノード
パーティクル上の任意のジオメトリをインスタンス化します。
複数のパーティクルシステムを扱う
パーティクルシステムノードを個別に名前を設定します。
※名前変更オプションを有効にする
ノードタブの表示/隠すボタンからノードオプションをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882741-6rX8g2sF2l.png?width=1200)
同じ要領で個別に名前を変え、インスタンスパーティクルシステムを独自の設定で使用することもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1723790882683-l7zZTyfjNl.png?width=1200)
フォールオフノード
フォールオフノードの種類
![](https://assets.st-note.com/img/1723791212807-XEdAlsljnU.png)
1.カーブエッジフォールオフ
2.カーブポイントフォールオフ
3.遅延フォールオフ
4.フェードフォールオフ
5.インデックス N 番目のフォールオフ
6.インデックスランダムフォールオフ
7。キーフレームフォールオフ
8.メモリフォールオフ
9.メッシュエッジフォールオフ
10.メッシュ面のフォールオフ
11.メッシュポイントフォールオフ
12.ノイズフォールオフ
13.オブジェクト指向性フォールオフ
14.オブジェクト球フォールオフ
15.ポイントフォールオフ
16.放射状フォールオフ
17.ランダムフォールオフ
18.タイムフォールオフ
19.波フォールオフ
20.ウィグルフォールオフ
1.カーブエッジフォールオフ
![](https://assets.st-note.com/img/1723791213232-fssE2WJ5sW.png)
ノード解説
カーブのエッジに基づいてフォールオフを生成します。
input
Curve(カーブ)
任意のカーブを入力します。
Size(サイズ)
フォールオフ領域のサイズを指定します。
Falloff Width(減衰幅)
サイズ境界からの線形フォールオフ幅を定義します。
サイズが0以外の場合は、負の値にすることができます。
Min(最小値)
フォールオフの最小値。
Max(最大値)
フォールオフの最大値。
output
Falloff(減衰)
フォールオフ値を次ノードで使用します。
※以降、アウトプットのFalloffは省略
2.カーブポイントフォールオフ
![](https://assets.st-note.com/img/1723791212864-37UPMPYeiK.png)
ノード解説
曲線の点に基づいてフォールオフを生成します。
input
Curve(カーブ)
任意のカーブを入力します。
Size(サイズ)
フォールオフ領域のサイズを指定します。
Falloff Width(フォールオフ幅)
サイズ境界からの線形フォールオフ幅を定義します。
サイズが 0 以外の場合は、負の値にすることができます。
Min(最小値)
フォールオフの最小値。
Max(最大値)
フォールオフの最大値。
3.遅延フォールオフ
![](https://assets.st-note.com/img/1723791213346-gMLb59IdIS.png)
ノード解説
インデックスに基づいて遅延減衰を生成します。
input
Index(Index / Spline)チェックオン・オフ
Index(インデックス)チェックオン
インデックスを使用します。
Spline(スプライン)チェックオフ
スプラインインデックスを使用します。
Custom Index(カスタムインデックス)
カスタムインデックスを使用します。
Custom Index(カスタムインデックス)
カスタムインデックスを入力します。
Custom Time(カスタム時間)チェックオン・オフ
カスタム時間を使用します。
Custom Time(カスタム時間)
カスタム時間を入力します。
Start Frame(開始フレーム)
遅延減衰の開始位置のフレームを指定します。
Delay(遅延)
連続するインデックス間の遅延時間。
Duration(期間)
最小フォールオフ値から最大フォールオフ値までの期間。
Min(最小値)
フォールオフの最小値。
Max(最大値)
フォールオフの最大値。
4.フォールオフをフェード
![](https://assets.st-note.com/img/1723791212787-N1jJYo8JXL.png)
ノード解説
インデックスに基づいてフェード減衰を生成します。
input
Start Index(開始インデックス)
開始インデックスを指定します。
End Index(終了インデックス)
終了インデックスを指定します。
Max End Index(最後の最大インデックス)チェックオン・オフ
最後のインデックスを最大として使用する
Min(最小値)
フォールオフの最小値。
Max(最大値)
フォールオフの最大値。
5.インデックスN番目のフォールオフ
![](https://assets.st-note.com/img/1723791212864-WmIIsgCZxl.png)
ノード解説
指定されたインデックスに基づいてN番目の減衰を生成します。
input
Custom Index(カスタムインデックス)チェックオン・オフ
カスタムインデックスを使用します。
Custom Index(カスタムインデックス)
カスタムインデックスを入力します。
Step(ステップ)
ステップサイズを定義します。
Offset(オフセット)
インデックスオフセットを指定します。
Min(最小値)
フォールオフの最小値。
Max(最大値)
フォールオフの最大値。
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