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はじめてのExtraNodes


ExtraNodesとは

Extra Nodesは、ジオメトリノード用に作成されたグループノードです。
主に
Falloff Nodes
Field Nodes
Mesh Nodes
Tracer Nodes
Particle System Nodes (Procedural Particle System)
Relaxing Particles
Utility Nodes
があります。

作例として…パパっとこんなのとかができちゃいます。


アドオンのインストールと使い方

■アセットライブラリとしての設定する
Extra_Nodes_vxx.zipファイルを解凍します。
メニューの編集からプリファレンスを開き、ファイルパス-アセットライブラリの+ボタンから、Extra_Nodesフォルダをライブラリへ追加します。
設定を保存します。

■アセットブラウザからExtra Nodesを追加
アセットブラウザのプルダウンからExtra Nodesを開きます。
KS Toolsからノード(アイコン)を選択し、ジオメトリノードエディタにドラッグして使用します。

■ジオメトリーノードエリアの追加メニューからノードを追加
追加メニューを開きます。(エリア内でShift+Aでも開きます)
KS Extra Nodesカテゴリに移動しノードをクリックすると、ジオメトリノードエディタに追加されます。


仕組みを理解するために

オブジェクトを2つセットします。
片方をオブジェクト(放出する土台となるもの)
片方をパーティクル(ジオメトリーノード用)
として設定します。

分かりやすいように違う形で2つメッシュを作成します。
メッシュの円(Circle)と平面(Plane)を作ります。
円はParticle、平面をObjectにオブジェクト名を変更しました。

CircleとPlaneを作ります
CircleはParticle、PlaneをObjectとオブジェクト名を変更しました。

Object(平面)の方は編集モードから細分化をかけておきます。

ジオメトリーノードタブへ移動します。
平面(Paricle)を選択した状態で、ジオメトリーノードを新規作成します。
アウトライナからノードビューへObjectをドラッグして読み込みます。

グループの入出力で繋がれています
Objectをノードビューへドラッグします

Objectのオブジェクト情報ノードが現れるので、ジオメトリを繋ぎます。
グループ入力は削除でOKです。

ジオメトリ同士を繋ぐとメッシュ情報が引き継がれていきます

オブジェクト情報とグループ出力の間にExtra Nodesのシステムを挟みます。
アセットブラウザからKS Extra Nodes、パーティクルシステム、システムと潜っていきます。KS_Paticle_Systemノードをドラッグします。

オブジェクト情報とグループ出力の間に繋げます

再生を押すと大量のパーティクルが落下するアニメーションになります。

ここまでがExtra Nodesにおける、はじめの1歩です。

ここからパーティクルに変更を加えていきます。
ノードを組み立てる場合は、他オブジェクトを選択した際のウィンドウの
切り替えを起こさないために、ピン止めしておくと便利です。

扱うノードビューをピン止め

ジオメトリーノードのグループはTABキーを押すと、その中へ入れます。
KS_Particle_Systemのグループに入りましょう。

初期設定ではこんな感じになっています
Google翻訳にかけると…

と書かれています。
まずはルール1の、エミッターとなるオブジェクトはアニメーション無しのオブジェクトを設定するという点だけ、注意しておきましょう。

ちなみに下のこちらの表記はノードの順番が示されています。

入力ジオメトリ/ポイント シミュレーション入力 + パーティクルシステム入力
フォース(勢力)
パーティクルシステム出力 + シミュレーション出力 パーティクルインスタンサー


パーティクルの初期設定の調整

KS_Particle_System_Inputで基本設定の調整ができます。

シミュレーション期間の設定

1フレームから60フレーム間で計算します。

パーティクルの放出期間の設定

1フレームから15フレーム間でパーティクルを出し続けます

パーティクルの量の設定

1秒間でパーティクルを5000個放出します

パーティクルの生存時間

パーティクルが出現してから消えるまでのフレーム数

パーティクルのサイズ

パーティクル1粒のサイズ

パーティクルのマテリアルの設定

こちらはインスタンサの項目にあります

Enable Materialで下部マテリアル項目のオン・オフ

上のパラメータ設定が終わったらフォースノードを入れ替えたり、付け加えたり、編集しながらパーティクル表現を作っていきます。

初期設定ではGravityForceが入っています


各ノードの説明記事の紹介

v2.5までの各ノードの説明は下記記事を参照ください。

購入はBlenderMarketから

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