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死ぬまで生きる。

皆さまなんのために生きていますか?

私はとにかく、ちゃんと死ぬために生きています。誤解されるかも知れませんが、死ぬために生きるというのは、他殺や自殺ではなく、寿命を全うするということです。これは何かと言うと、とても仏教的な考えなんです。もうちょっというと、病死も仕方ないことだったはずです。

年齢を重ねるほどにそういう気持ちが強くなっていきます。放棄しているのではないですよ。とてもシンプル。最近よく考えるのは『ちゃんと死ぬまで生きる』ことばかりです。

寿命をきちんと全うする使命が私たち(少なくとも私には)あるのではないかと思います。

野望とか、目標とか、希望とか、タイムリミットとか、達成感とか、どこに住んで何を食べてとか・・・ちょっと前までは色々考えることもありました。

もちろん私は趣味とか気になること、好きなことは色々あります。ゲーム、お酒、馬、友達、釣り、自然、絵、音楽、田舎のおじいちゃんおばあちゃんのこと、お墓のこと、親が死んだ時のこと、田舎の発展のこと、日本のこと、世界のこと、歴史、語学・・・

より良い幸せを追い求める人生は俗世間のものであって仏教的ではないようです、これは私がここ数年で好きな文書がたまたま初期仏教の本なだけであって、ガチガチの仏教徒ではないのですが、出来ることだけ取り入れています。

日本国民一人ひとりそれぞれが人生を全うすれば、皆、それなりで、よろしいのではないかと想像していますし、何より自分に言い聞かせています。出来ることを精一杯、やる。

小さい頃から何事も深く深く考えがちな私の脳みそでしたが、これはとてもシンプルで自分的にはとても気に入っています。

複雑な乱世も好きだけど、惑わされず、邪魔せず、邪魔されず、やってみよう。



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