最高裁判所裁判官は本音では夫婦別姓への変化を期待してるのでは
こんにちは。わかうら80'sです。
弁護士で、会社員で、二児の母で、妻です。
仕事上は、旧姓を通称として使い続けています。
6/23の選択的夫婦別姓に関する最高裁大法廷判決をちょこっと読みました。
「補足意見」という、
つまりは、
結論も理由も多数派の「合憲!」と同じだけど、
ちょっと詳しく述べますね、
という部分を読みました。
書かれている内容は、
この点を考慮しても
あの点を考慮しても
「憲法違反とまでは言えない」というものです。
(そりゃそうだ)
でも、締め括りの言葉に、
補足意見を書いた3人の裁判官の本音を感じました。
「国会において、この問題をめぐる国民の様々な意見や社会の状況の変化等を十分に踏まえた真摯な議論がされることを期待するものである。」
期待するものである。
期待するものである!
期待するものである!!
裁判官が未来に向けての想いを判決文の中に書くなんて、
珍しい気がします。
本来の職務は、婚姻届不受理という過去の事実に対して、
憲法に合っているか背いているかを判断することですから。
「期待するものである。」
最高裁の裁判官だって、一国民です。
一国民として、
例えば孫の世代、ひ孫の世代に、
どんな世の中になって欲しいかを考えると、
議論を経ての変化を、期待しているのかな。
そう感じました。
わかうら80's
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