腹筋から声は出るのか?
「腹筋から声を出して歌ってー」という表現があります。
果たして、腹筋から声は出るのでしょうか?
私の中では
「出るとも言えるし、出ないとも言える」
です笑
腹筋に限らず、
私の指導の基本は
「筋肉」よりも、
筋肉と骨の繋ぎ目である『腱』を使おう!
という考えです。
そこで、
腹筋から声を出して歌う
を
腹筋の「腱」を使って声を出して歌う
に変えるのであれば、
機能的には正解のひとつとなります。
本来、
腹筋から声を出すという表現には、
腹筋の機能が声を出しやすくする
という前提があるはずです。
問題は、筋肉を意識するとその筋肉は収縮による緊張を起こして、体にブレーキを掛けるという事態を招くことです。
ところが、
筋肉と骨の繋ぎ目である「腱」を意識すると、筋肉は緊張せずにその隣合う筋肉の腱から腱へと力を伝達してくれます。
糸電話で声が伝わるような、筋肉を繋ぐ腱から腱へと力が伝わるイメージです。
腹筋の筋肉からは声は出ないけれど
腹筋の腱からは声をアシストする力は生まれる
こんな考えで練習するのはどうでしょうか?
今後、数多くある腹筋群のそれぞれの腱の力の入れどころなども解説していこうと思います。
今回は
深層部にある「腹横筋」の腱を意識することを動画で解説しています。
早速、腹横筋の「腱」で歌ってみてください。
声の出方に変化を感じるかも知れません😃
第6回 お腹を凹ます腹横筋の使い方
https://youtu.be/fue3-QK_Rnw
※コメント、フォロー、拡散ありがとうございます
楽しみながら試してみて、その手応えなどコメントお気軽によろしくお願いします😃😃
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