【映画】アメリカンスナイパー
巨匠クリントイーストウッド作品
weekly ochiaiの中で、コロナ禍の自粛期間中に懸念されるメンタルクライシスについての話を聞いている時に出てきた、硫黄島での戦闘中に自衛隊員の95%が深い心的ダメージを負っていたという例が興味深かった。
「硫黄島からの手紙」を手掛けた巨匠クリントイーストウッドの作品を連続で観ようと思っていた時に、戦闘に参加した兵士の心情変化がわかりやすく表現されていると聞いていた「アメリカンスナイパー」を思い出して、今の状況に重ねながら観てみた。
よく例に出す名著「夜と霧」でも、ナチスドイツ政権下に強制収容された人たちの精神変化が分析された内容だったけど、過酷な環境に置かれた人間が精神的にどういう変化を起こしていくのか、そのパターンを知っておくことは、今「軟禁状態」にあるぼくたちがとるべき行動のヒントになるかもしれない。
シリアスな環境でのユーモアは大切だし、大切な人との関わり方にも影響を及ぼしてしまうことだってある。そういう情報を少しでも多く集めて、予防も対策もしっかり行って、少しでもリスクを抑えた、安全な生活ができるようにしよう。
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