「世界に通用する子どもの育て方」講座は、空気を読む5歳長女を変えられるのか
2020年9月、ポジティブ心理学の勉強を始める。ニューヨークライフバランス研究所の「世界に通用する子どもの育て方」ベーシック講座を受講予定だ。
我が家は、5歳長女、3歳長男、0歳11ヶ月次女の3人。
3人とも個性的で、毎回同じ壁にぶつかっても、同じ方法では突破できないような気がしている。1人目は、耐えて耐えて、なんとか時が解決してくれた感じだが、後述するように結構大変だった笑 そして、最近は保育園に行きたくない3歳児にため息をつきながら、今日もバッターボックスに立つ。1~2年後、控えにはきっと強烈であろう次女が待つ。そう、今回も次回もなんとか耐え忍ぶだけでは、学びがないのだ。
直近の課題は3歳児のイヤイヤ対応なのだけど、5歳姉もちょっと気がかり。
▼前回書いた3歳児についてはこちら
「良い子」でも心配
受講前日、慌ててポジティブ心理学の課題の本を読みなおしながら、5歳の娘に聞いてみた。
「幸せってなぁに?」
すると、ショックな答えが・・・
「こどもたちが、みんな静かにして、ママがゆっくりできること」
(そ、そう。たしかに、それは理想的なシチュエーションだけど・・・)
核心をついてきた5歳児に、脱帽だ。見抜いている。
やっぱり、認めなきゃいけない。
私は、この子にめちゃくちゃ気を遣わせている!
私と同じ、第1子の長女だ。たった5歳にして2人のお姉ちゃんだ。
よくわかる。
子どもの頃は自分の本当にやりたいことはよくわからなくて、「みんなの平和」が自分の正義。
(いろんな人に出会って、経験して、私は何とか自分の気持ちに正直に生きられるようになったけど。)
もっと、母に気を遣わず、自分の中にあるものを大事にして育ってほしい。
周りの期待よりも、自分の希望をつかみ取りに行ってほしい。
たった5歳にかける想いは重たいかもしれない。
けれど、自分の成功と失敗から、子どもにかける期待は大きい。
イヤイヤ期は激しかった
長女が3歳の時は、悪魔のようだった。こっちも初めてのことで、つい長女がやることに手を出しては地雷を踏んでいた。良かれと思って先にドアを開ける、靴を脱がせる、お皿を用意してあげる・・・すべてにダメ出しされ、早く済ませたくて手伝ったのに、逆にもっともっともーっと時間がかかってしまう始末。
3歳のときは口を開けば「ダメ!」「自分で!」「あっち行って!」
2歳3か月の時に弟が産まれた。まだ寝返りもできない弟を、引っかいたりつねったり、そのたびに私は叱った。手をぎゅっと握って、目を見て、強い口調で、まだ3歳の子に。
「つねったらイケナイっ!」
意地のある顔していた。負けないっていう目で睨み返してきた。まさに戦いだった。常に戦闘態勢だった。そして、下の子は癒しだった。(癒しはずっと続かない。今は立派なイヤイヤ3歳児。)
どういうわけか急に聞き分けが良くなる
4歳になったら急に聞き分けが良くなった。
3番目の子がお腹にいることがわかって、張り切っていたのかもしれない。進級して気分も上がったのかもしれない。
5歳になって、空気を読むようになった。もっと聞き分けが良くなった。公文の宿題は自らやる。平日、私と夫が2人してバテ気味だと、部屋を片付けてびっくりさせてくれる。私には、「ママ、いつも赤ちゃん泣いて夜寝れなくて大変だよねー」とねぎらいの言葉まで・・・笑
自分を制することができるようになってきて、その分、私は長女の頑張りに頼ってしまっていた。でも、たまに3歳の頃の長女が顔を出していた。長女が荒れるとき、弟は攻撃された。喧嘩が始まって私の気も乱れた。家の中は荒れた。長女のテンションが、我が家の天気予報だった。
天気を鎮めるために、いくつものNGワードをいってきた
「ちょっと待ってて」
「喧嘩するなら、もう本読まない」
「お姉ちゃん、ちょっと我慢して」
「ちょっと寝かせてるから静かにしてて」
「ママ、いま忙しい」
「あとでね」
「明日、おやつ無しだよ!」
その場しのぎで放った言葉は数知れず。そんな言葉たちが、長女の中で、私の思ってもみなかったものを生み出していたのかもしれない。
「静かにしていれば、ママはゆっくりできて幸せ」
そんなこと、期待してない。
確かに、片付けてくれて助かる。
おりこうにしてくれて助かる。
自らやるべきこともわかってくれて助かる。
だけど、だけど、
なんだか、寂しい。
そう思わせていた自分、大反省。
・・・そんな、受講前夜の出来事でした。
これから、どういう声掛けをしていけばいいのだろう。
受講後に、何かわかればいいなぁ。
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