008 地域情報ライター うみのとなりさん"人との出会いからつながりが生まれる"<横須賀の人インタビュー>
こんにちは!
KAKEHASHI 広報の石田です。
横須賀で地域情報ライターとして活動する、うみのとなりさんにお話を伺いました!
うみのとなりさんが紹介する情報は、SNS やネット検索では、簡単には出てこないようなスポットばかりで、横須賀市内で楽しめるスポットがたくさんあることに気がづけます。
訪れた人にしか分からないお店の雰囲気や味を細かく伝 えてくれるので、横須賀に住んでいる方、これから横須賀を訪れる方、皆さんが楽しんでいただける内容なんです!
なぜ活動を始められたのか?
高頻度更新を継続できる秘訣は・・・?
どうやって取材先を見つけているの・・・?
たくさんの「聞きたい!」を溢れさせお会いしてきました!
ここからは親しみを込めてうみちゃんと呼ばせていただきます。
(ご本人からうみちゃん呼びを推薦いただきました!)
地域情報ライターを始めたきっかけ
第一印象は、とても穏やかで可愛らしく落ち着きのあるお声が印象的な方でした。
お話しをしていくと、その穏やかさの裏にある積極性と行動力、好奇心溢れる真っ直ぐな想いがとても魅力的な方だったのです!
うみちゃんが地域情報ライターを始めたのは、2021 年。
「発信をしたい。」と思い立 ったのは、とても温かい想いからでした。
“おいしくて技術もあるパン屋さんを伝えたい”
-活動を始められたきっかけは?
「ぱんとたいむ」さんというパン屋さんが久里浜にあって、似顔絵パンも作っているお店なんですね。
似顔絵パンは、制作料がかからなくてとても良心的で 、しっかりとした技術で作って くださるんです。
でも、 夕方に行くとパンが売れ残ってしまっていて...。
今は SNS で発信できる時代ですが、二代目のご主人が高齢ということもあっ て発信ができていなくて。
おいしくて技術もあるパン屋さんを知ってもらいたいという想いから、お店の発信をしたいことを話ししたら「いいよ。」と言っ て下さったんです。
その後は、私の発信を見たフォロワーさんが似顔絵パンを注文して下さり、喜んでもらえ ました!
-記事の発信経験が以前からあったんですか?
全くなくて、 Yahoo!クリエイターズで応募をしたのが初めてです。
800 字程度で伝えるんですが、内容が薄いものは NG で肖像権も考慮しなくてはいけないので、慣れるまで大変でした...!
“街中での偶然の出会いが取材につながる”
-ジャンルを問わない記事を投稿されていますよね!
そうなんです!例えば、久村イーグルズさん(野球チーム)の記事はたまたま道で出会って...!
階段の清掃をしているのを見かけて、「スポーツチームですか?」と話しかけたのがきっかけなんです。 「今度取材行ってもいいですか?」とお願いをして取材へつながりました。
-すごい!積極的で行動力がありますね!
最近は継続していることで横のつながりができて、人から取材先をご紹介いただけることも多くなりました!
本業とライターとのバランス
今までに 300 以上のスポットを訪れてきたうみちゃんは、本業もありながら取材活動をされています。
スポット探しから、執筆まで全てお一人でされているとのことで、生活とのバ ランスの取り方を聞いてみました!
-本業もある中でどうバランスを取っているんですか?
職業柄直行直帰ができるお仕事なので、朝先に取材をしてその日は夜遅くまで頑張って仕事をするなどしてバランスをとっ ています。
毎日のように取材をしているので、季節感がないようなものは数ヶ月後に発信したり、イベントものは早めに発信するようにしたり、内容によって順番を考えているんですよ。
-取材後の執筆はいつされているんですか?
早朝に書くようにしています。私、夜は 8 時には寝るんです...!
-早いですね!!
平日は 18 時に帰宅できたら、絶対に 20 時には寝るって決めてるんです。
夜は眠くなるので苦手で、起きてるだけで作業が進んでなかったりするんですよね...。
その代わり朝は 4 時に起きて家事をして執筆をしています。
-そのル ーティーンができること尊敬しかありません...!
印象に残っているお店との出会い
地域情報ライターとしてたくさんの出会いをされてきたうみちゃんですが、 特に印象に残っているお店を記事と共に教えてくださいました!
“割烹惣菜淺乃家さん-上町-”
約 20 年前からお惣菜を販売している老舗の割烹料理屋さん。
家庭料理とは、一味も 二味も違うおかずが揃っています!
うみちゃんご自身が 1 つ 1 つのおかずの味をしっかりと伝えてくれてます。
“⻘木生花店さん-三春町-”
看板のないお花屋さん。
驚くのはそのお値段で、一束 300 円の花束もあります。
店 頭にある色とりどりのお花は、ご主人 1 人で丁寧に管理されているので、 どのお花もとても綺麗に咲いています!
“たかはしストアーさん-田浦-”
創業 100 年以上の個人商店。
精肉を中心にお惣菜やお野菜まで販売しています。
記事からは、優しいご主人の心遣いが伝わってきます。
“蔡商店さん(製麺工場) -田浦-”
戦後から続く老舗の製麺所。
80 代のご主人が伝統的な製法を守り続けています。
製麺機が重厚で歴史を感じさせてくれ、 茹でられた麺のツヤツヤ感はとても美味しそうです!
“はしもと茶舗さん-久里浜-”
商店街の中にある 15 代続くお茶屋さん。 煎りたてのお茶、お水でもとける粉末のお 茶などが購入できます。
横須賀の名産である走水産海苔や昆布もあるので贈答品にピ ッタリです!
何よりも活動を楽しむうみちゃん
今回は、地域情報ライターのうみのとなりさんについてご紹介しました!
各地域に訪れ、ジャンルにとらわれない発信を継続するうみちゃん。
今回お話しをさせていただき 1 番感じたことは「伝えたい」という想いがご自身の原動力となっていて、活動自体を楽しまれているということでした。
行く先々でつながりが生まれたり、取材を通じて自分の趣味へとつながったりと、素敵な出会いがたくさんあるとお話をしてくれました。最近ではプロレスの取材をきっかけに、大ファンになってしまったほど!
今後はライターのお仕事の幅をより広げて活動されていくそうです!
横須賀での過ごし方がもっと楽しくなる情報と地元の人のあたたかい想いもたくさんつまってる、うみちゃん の記事を是非ご覧ください!
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!