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心に残った行政サービス

昨日、抗原検査とPCR検査を受けてきました。

もしかしたら接触しているかもしれない。
東京では、コロナが爆発的に増えています。もう、増えるということは先に分かっていましたが、かなりのスピードで驚いていました。

自分自身が無症状であっても、他の人がうつると重症になってしまう可能性もあるので、ウィルスというのはやっかいだなと思いました。
そしてウィルスは簡単に変異を繰り返し、きっと今後もなくなることはないんだろうなと(インフルエンザみたいになっていくんでしょうね)。


本題。
主目的は、抗原検査かPCR検査を受けられないかと一昨日インターネットで色々探していました。病院に行ってPCRを受けられるのは、症状がある時なので、病院には行けず。
代わりに、東京都で行っている無料のPCR検査をしにいこう、あわよくば調剤薬局で売っている抗原検査キットを購入しておこうと思いました。

簡単に出来ると思ったものの、蓋をあけてみると、難航しました。
繰り返しますが、今コロナが爆発的に増えています。調剤薬局で聞いた所、キットは在庫切れで今後も入手できる見込みがまだないそうです。

PCR検査も会場に行ってみた所、閉まっている・・・。
どういうことだと、「The・行動力」で出来ている私は、区役所へ行ってみました。

総合案内に、PCRを受けられる場所や抗原検査の相談をしてみると「そういうのは保健所の○階が担当ですので、行ってみてください。電話でも大丈夫ですよ」

と返答がありました。
ええ、私何度も電話しました。ですが話し中で一向に通じず汗汗
ここまでコロナってすごい勢いなんだと驚いてしまいました。


そこで、The行動力で出来ている私は、保健所へ直接行ってみました。
保健所は、静かな窓口。誰もいない暗い空間。厳重な仕切り。
なぜかちょっと安心し、尋ねてみることに。


窓口の方が忙しそうに出てきて、私の質問に対して一言。
「あ、それ、ここが窓口じゃないですから。区役所の案内の方が間違ったんですねえ。インターネットとか、東京都のコロナウイルスの案内ご覧になってます?そこに行っていただければと思うんですけれど」

(だ・か・ら〜(ここから心の声))


「電話も通じない、インターネットを調べて行ってみたらやっていない、区役所に聞いてここだと言われて来たのに、窓口でインターネット調べてっていうのであれば、行政の窓口なんて、全部ロボットでいいじゃないですか。」


と思っちゃいました。でも、私も以前の職場である大学の総務窓口でそんな対応をしちゃったことを思い出し、なんとか情報を聞き出せないかと↑の心の声を出来るだけ優しい言葉に置き換えて話してみました。


行政の対応というのは、皆に平等な情報を提供するのが基本だと思いますし、下手なことを言ったらクレームがくることもとても多いので大変気を使う仕事ではあると思います。

話が長くなりますので、その後のこと・・・

保健所の職員さんは、今ある資料を持って来てくれて「この場所調べてみていただけないですかねえ」と分からないながらも一生懸命な対応。
「ありがとうございます」と、ちょっと腑に落ちない感じではありましたが、そうですよね、こういうものですよねと帰ろうかと思った矢先・・・

「あの・・・あくまでも個人的な情報として聞いていただきたいんですが、私の知っている情報では、ここから徒歩5分くらいのあの交差点を渡った所が開いていました。昨日帰る時も確認したので、おそらく今日も空いていると思います」

と地図と一緒に、会場を教えてくれました。
んーーーーーー
すいません。。。賛否両論だとは思いますが
機械ができなくて、人間のできることってこういうことなのかなって思いました。

自分で出来ることはある程度やってきて、本当に困っている時に、

・何かヒントとなることでもいいから一緒に考えてくれること
・今「その人にとって」自分の出来るサービスを考えてお話してくれること

そういうサービスが私は欲しいんだと思いました。
そして、私も商売人として、そういうサービスを目指していきたいと考えました。職員さん、本当にありがとうございます。クレームは絶対いいませんからねw


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