評価はいつだって曖昧
人事評価制度構築で頭を抱えている私が息子のトレセンを見て・・・
現在、私が取り組んでいる仕事の1つに「人事評価制度の構築」があります。
私の基本的なスタンスとして、評価なんてされたくないし、したくもない。
これですw
しかし、会社が大きくなるフェーズの今、人事評価制度を一度整えようという話になり、現在「人事評価制度」について本質的にな問いを立てながら進めているところです。
人事評価制度って何で必要なのか?
なかったらどうなるのか?
などなど。
そこで感じていること。
評価ってめちゃくちゃ難しい・・・
全員が納得できる評価なんて不可能なのでは!?と。
そんなおり、前回の記事で書いた小学生の息子がサッカーのトレセン選考会でやばかったという話。
息子がトレセンの選考会中に「良いとこなし」であり、落ち込んでいた私。
結果が出ましたが、息子、合格していました・・・笑
誰がどこをどう見て評価したのか。
これこそ曖昧であり、完璧ではないと思います。
50人集まってぐちゃぐちゃの中で数試合しただけ。
噂では、選考会のプレーだけじゃなく、これまでの公式戦やトレーニングマッチでのプレー、評判なども加味されていて最初から注目選手はある程度決まっているとかいないとか。
こればっかりは真相は分からないわけですが、選考会で特に目立ったプレーができていなかった息子は前評判に救われた口なのでは?と考えています。
そして先日はさらに次の段階位のトレセン選考会である地区トレセンがありました。
各地域の代表14名が初めて会場に集合し、その場で「あ、お前も受かってたんだね」みたいな会話をすることになります。
そして、その時に渡された背番号。
噂によると若い番号ほど注目度が高い選手であるようでした。
ここで私の仕事の話に戻りますが、人事評価制度ってかなりセンシティブなものになるので、公にはもちろんしませんし、他人がどんな評価を受けたかどうかは公表しません。
しかし、小学生がガッツリと評価されナンバリングまでされてる世界がそこにはありました。
小学生といえども、プロと同じく実力がものを言う厳しい世界。
ある意味会社員の方が生ぬるいな〜と感じざるを得ません。
そして息子は若めの番号をいただいていて、これまたびっくり。
あれだけ「落ちた・・・」と落ち込んでいたのは何だったんだ・・・
評価って本当にわからないものですよね。
評価は完璧ではないというところからの出発
人間が人間を評価するときに、完璧なことなんてあり得ません。
結果が出たとしてそれはたまたまである場合や、その人の周りの環境など、変数が多すぎるわけです。
1人の頑張りでその結果が出るわけではないんです。
仕事って1人ではできないから組織があるわけなんで。
それはわかってる。
それでいても評価は下される。
それが自分が納得のいくものであろうが、なかろうが、自分の目指す目標に向かって努力し続けられるかどうか
これは、息子のサッカーだろうが、サラリーマンだろうが同じだと思います。
息子が評価されず、落ちたとしてそれで終わりなわけじゃない。
結果は真摯に受け入れ、そこからまたブレずに自分の目標に向かって努力し続ければ良いこと。
そのプロセスを楽しみながら。
息子のサッカーからの学びが多くて本当にありがたい・・・