どんなパートナーシップを築きたいか?の前に、自分はどんな人生を生きたいか
パートナーシップは尽きることのないテーマ。
昭和の時代、戦後に生まれた私の親世代くらいまでは、パートナーシップとは、イコール結婚。
女性にとっての結婚の目的とは、自分と子供を養ってもらうこと。
故に、女性にとって男性を選ぶ条件は、一定の年収、勤勉さ、誠実さという
一律の条件が、ぴったり当てはまる人と結婚することが、一般的に言う「幸せ」という、型にはまった法則が定義されていました。
それぞれの人間の個性とか、実現したいこと、どう生きたいかとかそんな議論がされることなんて、ほとんどあり得なかった時代ですね。
とにかく女性は20代前半で結婚し、子供を産み、専業主婦として夫を支え、
子供を育てる、という一般常識がありました。
それが女の幸せなんだ!と、みんながみんな不思議な魔法にかけられて、
同じ形の家に住み、
同じパターンで給料をもらい、
同じパターンの生活を万人が送る。
金太郎飴集団みたいな、まるで、ロボットみたいな一律の生活を、何の疑問を持つことなく送って来た。
これが戦後の高度経済成長を支えて来た、日本人のマスの生き方。
そこに当てはまらない人は、アウトサイダー的な存在として、変人扱いをされ、
生き苦しい時代を生きて来たんだと思います。
そんな時代に生まれなくて、本当によかった。
ただ、私たち世代には、まだそんな時代を生きて来た親世代の意識の残骸を引きずり、未だその観念に支配され人生を送っている人も多く存在します。
むしろ今や、そちらの方が生き辛いのではないでしょうか?
今からの時代は、いえ、もう既にそうですが、物凄いスピードで「結婚」という概念が急変し、つまり、男性女性にとってお互いに、パートナーシップのあるべき姿のこれまでの一般論は確実に崩壊する、と感じています。
すでに何年も前から、自らの価値観に従って実践している方もいらっしゃいますね。
今お伝えしたいことは、そもそも結婚制度自体、誰が正しい物であると決めたのか、その経緯は何だったのか?
いろんな角度で、当たり前や一般論をまず疑ってかかって見た方が良いということです。
世の中の一般論、社会の常識とされていることを鵜呑みにし、人の意見に惑わされて、自分の心の声を聴き逃してはいけません。
子供を産むこと、は義務ではない。
なのに、なぜみんな35歳前後になると慌てて結婚して産みたがる?
世間体が気になる?
当たり前とされる一般論だから?
親がうるさいから?
子供って本当に本当に本当に、自分にとって必要な存在になるの?
心からそれは望むことですか?
心から望むことなら良いのです。
産めば良いのです。
少子化が悪いと、誰が決めた?
そもそも日本国における人口数が、正常な状態に戻っているのではないのかな?
人口減少と叫ばれている今でも、明治時代の倍以上なんですから。
結婚することが一般常識であり、女性は子供を産むことがまるで義務みたいな風潮があるから、だから産まなくては、そのために結婚しなくては、
という短絡的な発想で実践した場合、必ずどこかで歪みが来ます。
まずは、自分がどういう人生を生きていきたいか。
この世を去る時には、どの様な自分でこの世を卒業したいか。
自分に向き合い、
自分の在りたい姿を描き、
自分ならではの人生の地図に従って生きていく。
そして、自分の人生を思い切り楽しみ生きていく。
その土台の上に、自分に相応しい理想のパートナーシップ像が明確になり、
自分だけでも最高の人生だけど、パートナーシップを築くことで、より彩豊かな人生となる。
幸福も倍増する。
このプロセスが最も大事なのではないか?
と、医療の力を借りても子供にも恵まれず、
何度も何度もパートナーシップに失敗して来た私が今思うこと。
例えシングルライフでも、生涯に渡り存分に自分を楽しませる自信のある人には、
むしろ素敵なベストマッチパートナーとのハッピーライフが訪れる。
その様に感じるのです。
真の幸福も不幸も、全ては自分の手中にある。
「自分を最も輝かせる幸福人生」
を常に自ら選択して生きていきたいですね!
一般常識と名乗る虚構に目もくれずに!!
今日もありがとうございます。
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