夢見る夢子ちゃんで終わらないように

最近起業ブームですね。

起業3年目を乗り越えられる会社の率、国税庁調べで65%と言われているそうです。

私が個人的に見ている中で、ガラガラと音を立てて消えていく企業の特徴の一つとして、最初に事業の基盤が全く描かれていない。

ということが多い様に感じます。

何のためにその事業をやるのか、そしてどの様にその事業を運営していくのか、
これが不明確な人が意外と多いのです。びっくりする様な話ですが。

そして、最終的に、夢見る夢子ちゃんに終わってしまう、というケース。

あるいは、それは出来ているけど、人としての基本行動が出来ていない場合。

「商売の基礎」というのは、いくらIT化が進み、働き方が変革しても、変わりません。

商売を盤石にしていくための、大切にすべき基本行動というものは、永遠に不滅であると感じます。

例えば、とても素晴らしいアイデアを持っていても、その起業家の、人としての信頼性がなければ、絶対に永くは続きません。

メールの基本的マナーに始まり、顧客や仲間、社会への感謝の気持ち、支払いルールなど。

基本的行動が出来ない人に、事業は継続できないと感じています。

小さなビジネスでも大きなビジネスでも同じです。

そんな夢見る夢子ちゃん、夢男くんを沢山見てきました。

あれもやりたいこれもやりたい!わー!っと打ち上げる花火は壮大で華やかですが、実際に計画に落とし込む力がなく、また実行していく力も弱い

まずは覚悟を持って、地に足をつけて、一歩一歩、出来ることから諦めずに積み上げていく。
そこでカッコなんてつけなくて良いのです。

量が質を生み出すということを信じて、やり続ける継続力

根性論が忌み嫌われる時代になっている感覚がありますが、ど根性も必要な時もあるのです。特にスタートアップ数年は。

ストレスに強い自分を創造していく努力も必要です。
自分幹をがっしり強化する努力が必要です。

ふわふわと、すぐに倒れてしまう様な弱い幹であっては、夢見る夢子ちゃんで終わってしまいます。

順調な時があっても、次々と色んな予期せぬ嵐が巻き起こる、これが事業です。

そんな嵐をも前向きに楽しんで乗り越えていける、ポジティブに自分の力に変えていける人だけが、残っていく。

そう信じています。

もちろん自分を律する意味で、この記事を書きました。

楽をするのではなく、楽しむ。

どんな困難も楽しめる人が、事業家であり続ける人だと思います。

今日もありがとうございます。

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