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体に溜まった澱を流す方法

心と体に、澱(おり)、溜まっていますか?

澱とは液体に沈んだかすのこと。

冒頭のように聞かれて「心も体もスッキリ爽快、清水が流れ涼やかな風が通り抜けるようです!」と答えられる大人はいるだろうか。いや、いないと思う。というか、そんな答えが返ってきたら、悪くはないけれど「自分の体と対話できてる?」と、少し疑ってしまう。

ヨガでは体内の未消化物の事を「アーマ」と呼ぶのだけれど、個人的には「澱」という言葉がしっくりくる。

水に泥などを混ぜ、それを静かに置いておくと混ざっていたものが下に沈んでいく。よく見ると、底には泥などが寄り集まっている。そして上の方は水と混ざりあったり沈んだり、少しの水流にもふわふわと動いている。この下に溜まった澱み(よどみ)が澱(おり)だ。

体に溜まる澱は、もっと脂を含んでいるイメージがある。血中脂肪が連想される。澱が溜まると血の巡りが悪くなる。
心の澱は、私の中では「もやもや」という表現がしっくりくるけれど、人によってトゲトゲしていたり、ドロドロしていたり、煙のようだったり、思い浮かぶ様子は違うと思う。ただ、一様に悪いものとは限らない。

さて、今回は体に溜まった澱の流し方について。心に溜まった澱の流し方についても触れたいところだが、長くなるのでまた別の回で。

体の澱についても、根本から自分の体を変えたいと思っている場合は、もう少し長い話になる。今回はとりあえず、今できる澱の流し方について。そして、この話は具体的と抽象的の間をいく。あえて澱という概念で進んでいこうと思う。

あくまで私の考えに基づく方法なので、しっくり来ない人もいるだろう。いくつか書いていくので、どれか役に立つといいなと思う。さて、前置きはこの位にして、先へ進もう。

まず、体の澱には食事と運動が密接に関係している。ざっくりとした対策としては、

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